コミュニケーションが苦手な悩み。その理由は赤ちゃんの頃の視力が良

休日に数回分まとめて診るようにしているNHKの番組のひとつに
サイエンスZERO( http://www.nhk.or.jp/zero/ )』という番組があります。


最先端のサイエンスファンばかりでなく、
ちょっとした話題作りにもなりますから、
ぜひ、見てみていただきたい番組。 ^-^)


昨日観ていた『コミュニケーションの根源に迫る自閉症スペクトラム最新研究』が、
ちょっと目からウロコが落ちる内容でした。


以下に、映像あり。。。
サイエンスZERO 20130922「コミュニケーションの根源に迫る 自閉症スペクトラム最新研究」】
http://v.youku.com/v_show/id_XNjEzMjIyNTI0.html




人は、目で語る


そんなことを申します。


でも、相手の目を見つめることができない。
相手の視線が苦手でしかたがない。
そういったことを感じる人もいる。


いくら、こちらが目で語ろうとしても、
さっと、視線を逸らしてしまう。
だから、一方通行で意思を伝えられず。


すると、自分の方も目で語ろうとせず、
目で意志を伝える有効なコミュニケーション手段を使えない。


SNSの発達で外見上は友達がわんさかいる。
ですが、いまだに、


「どうやっても、真の友達ができない」
そんな悩み事が膨らむようにもなりかねない。




視線て大切なんですね〜。




赤ちゃんの頃に視力がヨカッタ。
それが原因で、親の目をガン見する前に、「他に気が取られて」しまう。
コミュニケーションを取るために相手の視線を感じる必要がある。


リアクションがあっての意思の疎通。


それを求めようとする赤ちゃんであればいいのですが、
他のことにばかり気を取られるようになっていますと、
するとコミュニケーションを求めようと他の人がしても、
「関わってくれるな的」な反応を示してしまうものとなる。


コミュニケーションがとれない。


それが自閉症スペクトラムといわれるように。


そのようなことがおきるようなことがわかってきた。





アメリカではESDMという、
コミュニケーションを取ることができるような発達を促すトレーニングがあるようです。


以前からESDMの存在は知っていたものの、
視線がどれほど大事なものかとはわかっていなかった。


それがこちらの番組を観て初めて、
「そうか〜、そうだったんですね〜」と、深く納得!!


ビデオで落語を見るのと、
寄席で落語ライブを観るのでは楽しさが段違いだが、
視線送りのキャッチボール。


そんなところの、投げかけたよとか受け止めたよとか。
そのような視線のコミュニケーションがあってのこと。


そんな気がしました。




柳家小三治 
http://youtu.be/ZG1oX8mOxXY


の、舞台上に登り目線を送る。

そのシーンがかなり長めです。


ビデオ上では冗長化して感じる間ですが、
会場に入れば目があったな!と、
自分を見てくれているなという喜びで、
それじゃあ、あんたの話、聞こうじゃないのと、
断然、聞く気が盛り上がってくる。


そんな視線のコミュニケーション。


熟練した心に食い込む噺家は、
巧みにしておられるものです。


勉強になります。