現状から理想のゴールへの強力な近道ができあがってほしい

ホームページを制作するにあたり、
どのような施術法に関心があるか。


過去に私が書籍から、先生から等、
さまざまな機会をえて学んだもの。


ランダムにリストアップしてみた。
それを、
マインドマップにしてみたんです。


するとディスプレイに豆粒ほどの大きさにしても表示できない数になりました。


たとえばオステオパシーというものひとつの一部の技術を申し上げるだけでも
・スティルテクニック
・メカニカルリンク
・マッスルエナジーテクニック
・カウンターストレイン
・ポジショナル・リリース・セラピー
・内臓マニュピレーション
・高速低振幅手技
・頭蓋仙骨治療
・靭帯性関節ストレイン
・・・・その他、続々と。。。


そして上記の項目も、
頭蓋仙骨治療ひとつとってみても、
枝葉とわかれ幾筋も流れいきます。



そして
カイロプラクティク系も
・関節モビリゼーション
アプライドキネシオロジー
・アレルギー遮断療法
・アクティベーターメソッド
・・・・その他、続々と。。。


そして理学療法系のテクニックでは
・AKA
・ノルディックシステム
・・・・その他、続々と。。。


整体も各流派ごとに。
野口整体
・井本整体
・姿勢均整術
・・・・その他、続々と。。。


そしてそれらにも当たらない流派も。


そうやってあげれば、
きりがないと思える。


ただこれらを一気にお客様の前にぼんと投げ出せば、
例えれば朝食にフードファイターが音を上げるほどの量をだされたかのよう。


目を白黒することでしょう。


多くの先生たちも施術を始めた当初、
ひとつの流儀を学べばいいと考えていたら、
他に多くの魅力的で有用な技術が用意され、
それら各エキスパートで成果を出せる先生を見れば中途半端な自分に落ち込む。


そのようなことを繰り返し、
焦りに焦りつつ、とにかく知識をかき集め経験を積み込んでいった方もおられる。


アメリカの賢い大学生たちは信じられない程の勉強量をこなし知識を蓄えていくという。
それもすでに権威として選ばれるべき優秀なものを頭にどんどん寝る間を惜しんでつむ。


そうやってきたからこそ、知識の絶対量がものをいい、判断が的確に下せるようになる。
物を知らないうちに、どれがいいか悪いかといったところで、要領を得ないということ。
人がすでに発明した知識と同じ知識を導き出すことに時間を使うな。
まずは人が発明したものは容赦なく頭に詰め込み、
それらを基礎として力を発揮させよ。


日本流でもうせば、
まずは歌舞伎を舞うのであれば伝統的な型を身につけること。
それが徹底的に自分の体に染みこんで力がついたところで、
その型を壊して自分の主張を入れて型を破れ。
伝統的な型とはそうやって伸びていくものだ。


歌舞伎役者・中村勘三郎さんが、
生前そう語っていて感銘を受けた。




これらの多岐にわたる施術技術を、どう見るか。どう使うか。


たとえば。。。
仏師が仏像を彫るとき。
名工ともなる多くのノミや彫刻刀を用意しています。
工夫して自作のお自慢の道具を揃えていきますから、
その道具自体はこれからなにをしたいのかといった
仕事内容に合わせて道具を作り出していくわけです。
それも数百もの道具を用意する職人もいるそうです。


原木からざっくりといらぬところをのみで削る。
細いホゾを掘るとき。
仏像の耳や鼻を掘る。


それぞれのためにいい仕事ができるようものに
しっかりとカスタマイズしているわけですから。


原木が現状だとすると、
それを削り彫り進めて
ゴールへとたどりつく。


ゴールへの各々の工程で必要な道具を用います。



施術では、上述した多くの施術技術を仏師の仕事をするための道具だと考えよう。



(現状)-----●----●----●----●----●----●----●---->(ゴール)



それで( ● )を付したところごとに、
どのように最適な施術技術を当てはめる。


そのように考えれば、
たとえば最初に荒削りに原木を切り出すノミの役割に
大胆な力を発揮させる施術技術を用いていき、
仕上げの磨きをかけるときには
繊細な作用をピンポイントでくわえていける技術を用いる。


技術事の特性を正確に把握して引き出す能力があれば、
適宜、そのような並べ方もできるのだろう。
どのようにゴールへ向かうかは、
最適解といえる手技を使うほうが仕上がりがいい。


それは仏師が仏像の目を入れるのに馬鹿でかいノミは使わないのと同じだ。


何をこれから自分はしたいのかがわかっているならば、
どのような道具が欲しくなるかが思い浮かべられます。


そのときに多くの技術の中から最適なものを選択して
切れ味するどい仕事をすれば理想でしょう。
そのような仕事をすれば技術の個性に引きずられずに、
やらねばならない仕事の真意を見ぬくのに注力できる。


そうなったらすばらしいことなのでしょう。


ただ、ひとつ言えているのは、
上述した各分野のひとつの施術技術を使えるまで身につけるに務めるためには、
生涯をかけて極めていくような気合をもちいて取り組まなければならないのだ。


それではいくら多くの施術技術があったとしても時間的に型を習得し切るには
一生かけても道半ばであったと口惜しく思うこともあるだろう。



数々の学びたいが時間的にムリで中途半端な気持が拭えなかった。
そのような施術が折り重なり悩み深く路頭に迷っていたとき。


結論として筋膜リリースという軟部組織へのアプローチだけを施術では使おう。
そこに専科を置いていくことで柱としよう。


ある程度の太い柱にまで育てられたならば、
その柱に初めて枝葉を延ばして他をつろう。


ときにはそういった賭けをすることも大事。


賭けをミスったらそれまでだというリスク。


他の先生も自分の型をもち必勝パターンを
しっかり構築しているほうが勝負強いはず。


どうしても軟部組織へのアプローチだけでは済まない部分もでてくるから、
ならばイレギュラーとして引き出しに据え置いた他のサブ道具技術を使う。


理想では仏師の道具たちのように、
すべての施術技術を学びこの患部にはこれを使うのベストとか、
これとこれを合わせて自分なりの道具に仕立て直せばいいとか、
変幻自在に対応していけるようになれればいいのだと思います。


そうするためには短期間で多くの技術を学び得るような学校がなければ難しい。



もしもそのような施術技術を持たれている先生方のネットワークが深まれば、
一般の方々が今まで以上に施術に対し有用性を感じていただけることだろう。
実際にもしもそのような勉強をできる仕組みが確立することがあれば、
医療費の低減などに頭を悩ませている国も喜ぶのではないかと思うし、
絶対にそうであったほうが幸せが広まるのだろうと考えるものですが。


とりあえずそのような学び方をした方がでてこられましたら、
一軍のレギュラー仕様の強力な施術技術のパッケージを作る。
ユーティリティにそのパッケージの選りすぐりの技術が働く。


それはさまざまなお惣菜がお弁当でいただける幕の内弁当だ。


体調が現状からゴールへ向かう最短距離の平準化がなされる。
それはそれは、ものすごい強力なシステムとしてもちいられ、
別け隔てなく知識がシェアされるような仕組みでいてほしい。



そういった知財を、一個人の施術者が作業し切るには難しく、
国レベルで取り組んでいただければいいものだろう。
有能な人材は日本には非常に多い。
その方々のお力を借りることができれば、
新たな切り口で人を見つめなおすこととなるだろう。
人が人への思いやりがTouchすることで伝わる。


いいんじゃないかなぁ、そういったつながりって。



そうして創りし成果物を、
日本ブランドとして海外に輸出できたらどうだろう。
海外青年協力隊として施術者を派遣してもらうとか。


これからの時代、
施術のようなエコロジカルで人の健康を取り戻せるような
再生可能な技術は大切にされるべきものでしょう。


施術をしていて、
私個人としては、
昔からずっと、こうなればいいのになと思えてならなくて。




もし多くの人がご家庭で健康維持増進につながる
国家公認の施術技術のようなものを身につけられるよう、
初等教育現場で教えていってくれればうれしいことです。


それが広く等しく健康を取り戻す近道となり、
人と人をつなげる仁の気持を深めることにも。


どうだろうか。




以上、日頃からの願いを書いてしまいました。 


どうも、変な意見書を読ませてしまいまして
恐縮いたします。

m_ _m