筋膜のテンセグリティ構造を解説する映像(英語版)

以下に筋膜の立体構造をわかりやすく伝える動画がありましたので、
貼り付けさせていただきますね。


英語ですが筋膜のテンセグリティ構造を、
わかりやすく映像で伝えてくれています。
映像部分を見るだけでも感じがつかめるかもしれません。 ^-^)



Strolling Under The Skin (part 2)


それにしても良い映像を作り出してくれるものです。 
多謝です。


テンセグリティモデル


上図のモデルは、
私が割り箸とゴムをつなげて作ったものです。
この立体モデルが筋膜だと想像してください。


こちらを地面に軽く落とすと、ポーンと弾む。
横からちょんと突けば、ゆらゆらと揺れます。


この立体物の内部に筋肉が配置され、
筋膜が「びよよ〜ん」と外壁として
弾性力で筋肉部分を保護しています。


弾性力ある筋膜が立体化して筋肉を内包する。
それで、伸び縮みや圧迫等されても持ちます。


筋肉はタンパク質でできていますので、
組成成分が非常にもろい組織なのです。


筋膜が癒着するというイメージとは、
この「びよよ〜ん」と伸び縮みする
筋膜の立体構造物が、元通りの拡張された立体状に戻れなくなっているということです。


面白いことに、この立体構成物の、
一本のゴムが伸びすぎたり縮みすぎたりしたままになったり、
割り箸の一本がへし折れてしまったりすると、
この立体構造物は全域にわたって崩れ始める。


そんな影響の広がりが起きる性質があります。


体の姿勢の悪くなっているというときには、
上記のモデルのように単純化して考えれば
大きなブロックの筋膜の並び構成を作り出すゴムや割り箸の部分、または全体に
構造上にゴムの張りが短縮してテンションが強くなりすぎたようなところが発生。
それによりうまくきれいな立体化した状態で安定できない。


そのようなイメージでしょうか。