数日前に、お客様から近況をお伝えいただくメールをいただきました。

数日前に、お客様から近況をお伝えいただくメールをいただきました。

バー・アスティエhttp://www.barreastie.jp/)という、
大変優れた身体操作を可能とさせるエクササイズがあります。
バレエをなさっておられる方は、ご存じの方も多いでしょう。


夢をかなえるためお客様がバー・アスティエの講師資格認定(ディプロム)コースに通われ、修行中。


バー・アスティエに取り組まれ、その奥深さに触れています。
はじめてバー・アスティエに接したとき「これだ!」と感じた。
その直感通りに、すばらしいものと取り組まれ、
充実感に包まれておられるようです。



私もバー・アスティエで、
男性専用の初心者コースを設けていただければ、
習いに行きたいなぁ・・・。
かなり勇気を振り絞らないとならないのですが、
できれば私が体験してみて、
よろしいような実体験を得られたら、、、と思います。


男性はムリ!となれば、知り合いということで
見学だけでもとお願いしようかと思っています。



それは私ももう10年近く前くらいに、
床で行なうバレエがあると知っていまして。


バレエ初心者が6ヶ月ほどみっちりと習い、
3年はバレエやってるんじゃないの?というように見ず知らずの人に言われたという、
驚かれるような体験をした人がいるんです。



その人が特別だったのか?
それとも床でならえるバレエの能力開発ポテンシャルが高いのか?


私は、後者の床でおこなうバレエが身体操作法に優れているのだと考えています。
もちろんレッスンをしていただいた先生の熱心な指導もあってのことでしょうが、
私が頭で計算するだけでも「これは、すごいものになるはずだ」と思えてきます。


学ぶ側の真剣さに比例して、
胴体を活かし芯のしっかりした体に生まれ変わらせてもらえることだろう。


それは私にとって、ものすごく魅力的です。


バレエについてくる立つことの難しさ。。。
その難しさより先に胴体を地面に直接接触させて安定させ、
胴体やそれ以上の部位の重心を脚部でごまかしなく精密に感じ取る。
そして十分に胴体の感性が磨かれてから、
立位でのダンスをしていくならば、
胴体に四肢や頭がはえていること。


私のイメージでは、
胴体が「地球」で四肢や頭はその上に生える「木」のようなもの。
木は風で揺らぐものだが、地球の地殻に従う影響力のほうが強い。
地球のような胴体を地殻を変動させるように割りさばけばよい。
その際に手足や頭を従わせる。
私はそのようなイメージで身体を捉えることもあります。


胴体ついでに、もうちょっとだけ脱線すると、
私の基本的な人体の内部をどう考えているか。


極楽というような清らかな世界があるとすれば、
それは体の外にあるのだと思う人もいるだろう。


私は、見方が少し違うのです。


体の胴体の内側の世界にも清水が流れ風がそよぎ、
極楽世界といって良いような天高く広がり住みやすい世界が、
我が内界にあると見ます。


外界にあるものは、
体内の内界にあるものだ。
そうフラクタルで合致している。




体の外の外界に極楽があるなら、
体の内の内界に「想像上の極楽に負けない世界」を整えられて然るべき。
そう考えて、胴体部分の内界を施術で耕しているのです。

だからこそ、胴体のムーブメントに気づきがよさそうだというものには、
眼から話せないですね〜。



そういえば、、、
太極拳のテキストで、
練習をするときに、手足の所作がほとんどで、
そこばかり追っていって、胴体を気にできないようなテキストがありました。
私のお客様の一人に、太極拳を長年本格的になさっておられる方がおられます。
その方が私がそのテキストを見たことがありますか?と問いますと、
「あれは、よくないです」とおっしゃっておられたことが思い出される。
さすがですね〜。
道理を見定める眼がしっかりなさっておられます。



床で行なうバレエであれば、
もしかすると私にも可能かもしれない。 ^-^;
日頃使わない筋肉を使うような経験は相当きつい。
ですが未知の気づきの宝庫でしょう。
私には学ぶことは多いはずです。



バー・アスティエの講師資格認定コースに通われている方がおっしゃるには、
修得には試練がたくさん。
すでに腕に覚えのある状態で取り組んでおられるのですが、
それでも高いハードルが用意されている。


そのようななかで充実した時間を過ごし、
頑張っておられるようです。





私どものところへお通いの他のお客様たちも、
きっと日々、がんばっておられるのでしょう。




負けてられないですね。
私も頑張ります。^-^)