伸筋と屈筋を分けた単推手

こんばんは。
ボディワイズの鈴木です。



身体的な若さと強さを兼ね揃えたくはありませんか?>


最近、ずっと伸筋について、私の頭のなかを駆け巡っています。


そこからイメージが離れない。


どうやったら、
屈筋主体の人が伸筋を使いこなすようになれるのだろ。


私は伸筋主体の動きを身につけていただけるならば、
それでかなりの身体の不調が軽減されるのだろうと。
そう、信じています。
自分も、伸筋について少しばかりであっても、
その内容を深く理解していけたきっかけから、
体の不調が軽減したといった体験をしました。


それは大学生当時。
だから相当に昔のこと。


そしてしばらくは伸筋の主体でおこなう動きを、
日頃の所作に取り入れることを忘れていました。
それで施術をしていて、自分の身がボロボロに。
まさにひどいつらい状況になってしまったため、
前妻にそのつらさを訴えていた。
本当にそんなことじゃ、
こんな奴はダメだなと、
そう思われても仕方がないことだ。。。


ただ大学時代の身体を鍛えた感覚を思い出すと、
施術を伸筋主体の動きで操作すればいいのだと、
そのことを理解できた。
そして伸筋を主体に動かすスイッチを入れた。
それ以来、かなり体に負担が強いられるのは
いまも左程変わらないのであるが、
施術で私の体に残る負担が半分に減っていった。


それがあったからどうにか今も続けられている。


そして私の施術の方法を外見上を真似てみても、
伸筋主体の動きをできていなければ成果は減る。


私が施術を始めた当初は
伸筋主体の動きの重要性が頭から抜け落ちていた。
そのことに気付き始めて、
それから施術の力は伸筋主体になった分だけ安定。


屈筋主体の人であれば、
施術をしても効きが悪いという手技もあるのだ。


伸筋の動きをメインにして、施術を組まれると、
かなり当たりのきついような圧をかけられても、
深層筋へとその圧が届けられるようになるので。
これほど当たりが強いのに、眠れるものなのか!
という感じの現象が散見されるようになります。


交感神経の興奮を押さえて、
副交感神経のリラックス状態を呼ぶ。
それは伸筋の動きをメインにすると、
そのような施術者の施術を受けると、
何割もの成果の増しがあるという。
増した分の数値化は難しいが、
伸筋の動きを取り入れたあとに行った施術のほうが、
屈筋の動きでなされていた施術と比べると、
段違いにお客様に優しく成果が高まった。
その違いを一番良く見ているのは私です。



私は人の呼吸と動きの所作を観察し、
瞬時に伸筋主体の人か屈筋かを判別。
その差は歴然とわかります。



クォリティ・オブ・ライフに関わってくるのでしょう。


どうにか伸筋主体のほうに移行して、
健康で強い肉体を手に入れて欲しい。
そのように純粋に願っているのです。


ただどうやれば、
そこにたどり着けるか。。。



私もそれほど大したことが現在もできているわけではないのですが。


ですが多少でも伸筋を意識して使えるようになれるだけで、
心身ともに救われました。


伸筋をWikipediaで調べる。
すると、次のように書かれていた。


伸筋(しんきん、英語:protractor muscle)とは、
屈筋が主に腕や脚などを曲げる時に使用される筋肉であるのに対し、
主に腕や脚などを伸ばす時に使用される筋肉の総称。


腕や脚を曲げる時に使用される屈筋と違い、鍛えても筋繊維が肥大化しないとされる。
脚を曲げたような屈筋を使う姿勢を保持する場合と
普通に脚を伸ばして伸筋を使って立つ場合とで疲労感を比べると明らかなように
伸筋の持久力は屈筋より高い。


そして、この文章の上方にある但し書きには、
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。


きっと私が伸筋と屈筋の差を書けば、
検証可能な参考文献などないのだが、
まことしやかに多くを語りだします。


伸筋の利用がベストではない。
だが屈筋を主体にしている人よりも、
はるかに身体的特徴として優れてる。


そういっていいでしょう。


:伸筋の動きを主体にするメリットは。。。


身体のしなやかさ、疲れにくさ、
バランス力、直感力、
運動能力が優れる、
体が整えられるため性的な魅力や能力の発揮、
老化がしづらくなり老後が安泰。
免疫力の強さ。


それらは、少なからず私の知人が伸筋の動きを身にまとったときにも、
まさにそのような圧倒的な変化を私は目の当たりにした。
私自身も、体力的に向上した面は非常に大きい成果です。
それに免疫力の向上は、相当なものであるということは、
それは私も実感があるが、他のその動きに目覚めた者の
身体の創建からすれば、大いに理解できることでしょう。
70歳、80歳で、若者をぽ〜んと弾き飛ばす人もいる。




おそらく伸筋主体の動き方について着想できなければ、
バレエの動きも要点を掴みづらいといえるのでしょう。


ただ最近、私の施術をお受けいただけている方の中で、
この伸筋の動きについて理解しだしておられるバレエをなさっておられる方が増えてきています。
完全には理解できていないように感じていたとしても、
すでに体が伸筋主体の動きへと誘導しようとしたとき、
その誘導を頭で理解するだけではなく、
体が反射的に反応して理解できている。


その姿をみて、しびれます。 ^-^


実に何気なくそれができているのです。


多くの人たちに伸筋の動きへと誘導をしても、
深層筋が柔軟性を持たなければ、
なかなかハードルが高くて体が理解が追いついていかない。
そして身につかない。


または伸筋の動きは、今までの身体操作法と革命的な操作感が異なるものであるから、
それに戸惑いを覚える人もいることでしょう。


よしんば、私が伸筋がすばらしいパフォーマンスをするキーになるという主張に、
そんな都合のいいような話ってないよと思っている人もおられるかもしれません。


私は伸筋操作が巧みな人が、
どれほど肉体的に幸せ感を感じていられるものか。
それを実際に体感したときに、
本人的に頷くしかないはずだ。
伸びやかな身体操作が体験できて、
身につけられるまで努力をすれば。
素晴らしいことになると思います。



ちなみに施術を受けて頂いているお客様に、
伸筋操作のポイントを伝えていく際には、
本人はあまり気づいていないかもしれないのですが、
そのとき理解の種がしっかりその身の中に埋められ、
実りの時期は近づいたのですから無性にうれしくて。



いずれ屈筋と伸筋の動きを別々に操るようにできて、
それぞれの筋肉の存在する意味から適切な動きをできる。
そのような訓練ができれば、
本当に素晴らしいことが起きると思う。


伸筋操作の重要性が語れるのは、
バレエに限ったことではありません。


太極拳もそうですし、
書や、音楽や、身体を使いこなす職人芸のすべてに、
私はその伸筋の動きのエッセンスが関わってくるとそう考えています。


私はギターは弾きますが、
ピアノは弾けません。
ピアノを弾いておられると伸筋の動きを意識的に利用するようにします。、
どのようにその演奏内に取り入れて屈筋の邪魔をさせないか。



個人的な体験ですが、


太極拳をしている人は、
単推手といった練習をなさったことがあるでしょう。


ざっくり言ってしまえば、
私は単推手というエクササイズをしていたときに、
伸筋操作に大事なものが潜んでいると感じました。


ただ自主的に太極拳を親しんでいこうという人ばかりではありません。


そのようなところに、
難しさを感じてます。


太極拳をしておられる方々を対象に、
施術をさせていただくようにするならば、
私としては説明がしやすいですし、
説明を聞いて腑に落ちるところもあると思う。



もし仮に、
屈筋ばかり使っていた方が、
伸筋操作の匠になるならば、
『奇跡の人』と呼ばれるはずです。


そんな奇跡の人を、世に多く出て欲しいと願っています。


伸筋操作を得意な人を増やすためには、
これからもいろいろと大胆な工夫が必要だと思っているこの頃です。