昨日の施術中。
「手足の末端が冷たく感じるのですが」、、、と質問をされました。
運動不足で末端まで血流が流れづらくなることもあります。
低血圧などの血行不良の末に出てきた循環器系の結果かもしれません。
体内の酸とアルカリのバランスで酸性に傾いているときにもあります。
そして他の要因も考えられます。
気づかぬうちに緊張が体の芯に走るひとも大変。
たとえば激しい肉体労働をして興奮が冷めやらぬとき。
デスクワークでミスの許されない緊張状態で何時間も同一姿勢で作業しているとき。
または体の個性により呼吸が深くなりきれなかったり、
肩こりで息苦しい感じがあったり腰に膝にと大関節に不安があるような緊張が抜けづらいようなとき。
交感神経が優位な状態が続いてしまいます。
交感神経が優位な状態とは、
『逃げるか戦うか』という究極の選択の状態が体のなかで起きている。
瞳孔が開いて心臓がバクバク、呼吸は浅くて、上半身の肩の鎧プロテクターが力みで作られる。
そんなアドレナリンが全開な状態で、長時間持つわけはないんですよね。。。
オーバーヒートを起こして、燃え尽きるものです。
それが手先や足先への末端まで血液を送ることができないような結果を生み出します。
この交感神経が優位な状態から
副交感神経へとスイッチすること。
それが大抵の場合、
アドバイスとして正解でしょうね。
ただ、教条的に副交感神経へスイッチしましょうといわれてもねぇ。。。
というところで、思いついたのが、
『ゼラチンを摂取してみたらどうだろうか』というアドバイスが口から出てきた。
私も以前はKALDIにて500gの新田ゼラチンを買ってきて利用してきたが、
大きなサイズのゼラチンがそちらから手に入らなくなって辞めにしていましたし。
正直に言えば、手抜きでした。。。
そこで早速、
アマゾン経由でゼラチンを注文。 ^-^
来年に到着予定とのことです。
ゼラチンを摂取することで、体を温めやすくなります。
血管や筋膜などゼラチンを利用して体のパーツを作るときに容易に利用できるようになりますから。
もちろんカサカサからしっとり肌にもしてくれるので、いい。
爪だって強くしてくれる。
老化を遅らせるアンチエイジングの効果はとても高い。
・・・そうか。。。
組織の再生には。。。
体の組織で炎症を起こしている部分は廃屋を壊され更地にされるかのごとく破壊されていく。
そして破壊された更地に、また新たに立派なものを作っていくものです。
その創造をするときにどんな部材で新たな建物を建てるのかですよね。
たとえば施術で筋膜リリースをする。
そこで筋膜の癒着が剥がされたとき。
その周囲は炎症で強い問題が起きて
再生が必要になっていく。
そういえば
かなり昔のことのように思えますが
「ゼラチンを摂取するようにしてくださいね」と、
初回の施術を受けるお客様方に言っておりました。
そのことを思い出しました。
そういえば
以前からゼラチンを継続的に意図して摂取するようにしていった人は、
やはり体の動きや体質が若いような気がいたします。
ゼラチンを摂取して体を潤してからのほうが、
免疫力がついて抵抗性が高まると
副交感神経が優位になりやすくなる。
交感神経を鎮めやすくなるかどうかはわからないのだが、
血管を強め筋膜を新規にリフレッシュできるため、
体の末端にまで血流を送ってくれやすくなるはず。
理詰めで考えると、そういえるのではないか。
もちろん、どのゼラチンがモアベターかなど、
予算と入手しやすさなどの都合もありますが、
冬のインフルエンザにかかりやすい時期には
食べるお薬として効果を発揮してくれるかも。