最近の施術をしていて気づいたこと。
足裏の形状がハイアーチの方が、立て続けに。 ^-^
ハイアーチは、
土踏まず部分が高くなっていて、
その状態で柔軟性がない感じに。
一昨日前の方は、
剣道で爪先立ちでの練習をかつてしていたそうです。
昨日のお客様は、
バスケットボールで同様に爪先立ちで機敏に動くようにと練習したといいます。
ハイアーチのままでは、
地面との接触感が疎になり、重心が高止まりした状態で狂いだしてしまいます。
そこから肩が持ち上がる状態での生活が続きます。
肩こり、首こりが起こる方も多くおられます。
慢性化した重心の高止まりから、
頭部への血行不良が生じている。
足裏の接地がつま先に偏ってしまい、
地面に垂直に杭打ち状態で立ちづらい。
グラウンディングがしづらいときには、
それに際した問題も、含めてあります。
たまたまおふたりとも、そうでした。
「お客様の症例が続くときは続くもの」
それは施術をしていて不思議と思うほど、よくあることなのです。
ぜひ、自身の足裏をチェックしていただいて、
ハイアーチの状態が強かったら、
土踏まずを底上げしてくれるインソールの普段使いをしてみては?
実際、そのようなインソールをなさっておおられるかどうかで、
施術後の持ちのよさが際立って変わるケースがあることを知っています。
たとえばインソールを作る専門家のなかでも優れた先生に制作を依頼できれば、
大きな体調改善の武器になることでしょう。
ハイアーチで固まってしまった足部は、
なかなか自身でそれをゆるめるのは難しいのです。
ただバレエをなさっている方々のなかには、
そこを、自力でクリアする人がいますから。
人は、やってやれないことはないのだなと。 ^-^
(下記補足:2015年6月1日11:09)
またネット上でハイアーチと調べてもらえば対応するインソールが発売されているので、
それらの利用を検討してみてもいいでしょう。
SOFSOLE(ソフソール) FIT ハイアーチ 男性用 M 12365
こちらは『インソールになっているタイプ』
こちらは『土踏まず用サポータータイプ』
またハイアーチの特徴として、足の指が曲がり関節部が持ち上がってしまっているケースも多い。
それでは指のしなやかな力を発揮することはできないのです。
これは無用な緊張状態を強いられているため、
前脛骨筋にシンスプリント等の問題を起こしやすくなる人も。
それが土踏まずをサポートするサポーターやインソールを利用したとすると、
指先が伸びて指が使えるようになります。