脳から筋肉に送るメッセージをキャッチできる体に戻ろう!


脳から筋肉へ、常にメッセージが送られているんです。


たとえば、
起立筋でみてみよう。


大脳から起立筋へのメッセージ.png



脳から起立筋への命令.png



ずっと、姿勢を維持しつづけようとするには、
脳からのメッセージで必要最小限の力で体を立ててキープしようとしてくれたり、
横になってるなら起立筋を使って体を起こして必要がないからゆるめてくれたり。


脳は、ムダにロスさせるエネルギー制御はさせないように仕組まれているのです。
究極の省エネ装置が積まれていると考えてください。



長生きする人は、最大限、この究極の省エネ装置のお世話になっているのです。





ただ、すでに起立筋の「凝り」がピークになっていて筋肉の弛緩ができなくなる。


長時間のデスクワーク.png


など、現代病とも言えるような原因もあって、
逃げるに逃げられず辛いこともありますよね。。。


ずっと背中が張りっぱなしでいつづけていると、
横になっても起立筋の硬化が緩まない現象が起きてしまいます。


脳は、横になったと判断したら、
起立筋に向かって弛緩させるメッセージを送っているにもかかわらず。。。


筋硬化が血管を圧迫した結果、
筋肉の筋緊張の度合いを調整する器官に血液が神経が働くほどは届かなくなる。
それにより脳のメッセージを受け取れてないか、

仮に受け取っても情報が欠けた状態になります。



そしてもしもこのようなムダに筋硬化を続けているならば、
体の酸化が早まりますから、
それは取りも直さず老化の促進となります。


それに現在、死亡原因のなかの多くに癌がありますが、
癌は熱が低い血行不良箇所にできやすいようですから、
日頃から気をつけていきたいと、切に思うところです。


脳が出した命令を、筋肉が受け取れなくなる現象は、
体内に出来たしこりの量や硬化した性質、そしてできた場所により、
影響が出てくるようです。


硬化ポイント.png


たとえば上記の図では、左肩や左腰、そして右腎臓裏あたりなど、
右利きの人に好発して出てきてしまいやすい筋硬化ポイントです。


ただ実際は、リリースをしていけば、
驚くほどしこりのでき方は個性的です。


急性状態でつらさを覚える人ほど、
しこりの量は少ないものです。
つらさを感じていると訴えてくれる人には、
場合によりますが、リリースがとても楽に進み、
早期に施術の卒業を向かえられます。



ただ、私はつらくないのだがという場合。
意外性を含んでいるときがあります。
私が多く体験したのは、
血圧が上が100を切るほどの低めで、
「私は特に体に問題がなさそうだけど、一応、施術に関心があるから来ました」
という人ほど、しこり化した状態がきつくて、ゆるめるのにも本当に大変です。
痛覚神経が麻痺している状態での言葉ですから、
問題は内在していて厳しいものとなりますから。
このフレーズを聞くと、
私は、長丁場を覚悟し気を引き締めます。





ボディワイズPR.png


先日、私の施術を受けてくれている施術者にいわれたのですが、
「鈴木さんの施術は、1年毎に、5倍以上のリリースの深さへと深化する」と。
意外に施術を受けて解かれている側になると、
どれほど解けたのかを自分を客観視するのは難しいものです。
そのようななか、施術者同志の研究の意味もあり筋硬度計で、
数値で計測をするのですが、その数値では計れない違いを感じると言っていただけました。 ^-^


私は、他の先生がどのような技術で解かれているかを存じ上げません。
つねに当社比で考えるだけですが。
最近、お客様の改善率がいいように感じられています。
その成果は私の施術だけに係るものではないにせよ、
同時期に複数名のお客様が上方にスライドアップする。
それも確かに以前では刃が立たなかったところにも、
かなりきっちり入り込めるようになってきました。


つとにここ4ヶ月くらいから、
私の体はバリバリになったときもありましたが、
私の自己評価もポイントが上がりました。


ありがたいことだと感じている次第です。