私なりの施術を継続して提供するための施術者の対人姿勢

縦の関係で、人を見ている人にならないようにすることです。
縦の関係で仕事をすれば、破滅的な結果が現れてくると思う。
自分を窮屈にしてしまう。
それでは伸びないのです。


たとえば、お客様が社会的地位が高い、著名な人。
そのような場合、自分より相手が上に見えてしまうことがある。
そのときお客様もそのように施術者を観てしまうものもいます。


施術家が、「格下だな、こいつは・・・」と思うのです。


そんな目線が向けられるときもありますね。



そんなとき。


いい仕事をしたいならば、
自分もそのお客様に、一切引けをとらない紳士淑女であること。
相手に対して敬意を持っていたとしたら、
自分に対しても敬意を持っていいのです。


そう自覚できるかどうか。


自信は自分が与えた評価。
それは自分がつけた評価。


自分が紳士淑女であると、
きっぱりと考えたならば。


横の関係で、人を見る人。
その立場で仕事ができる。


一切、引くべきところではない部分がある。


紳士淑女と自分の内側に正直であるならば、
信念を持った仕事ができます。
信念を通した仕事で押しきる。


そんな仕事をやってみて、繰り返せれば、
自分をうまくやるやりかたを探求できる。


施術者としての能力の上下はありますが、
自分の素晴らしい部分を伸ばしていくと、
常に問いかけるところに誠実ならばいい。


現実的な問題として、
練習をして研究をして上達するならば。


数週間もすれば、
さらに上の目的がかなえられる自分に化ける。
少しずつ自分にも敬意を払い生きるべきです。


心の状態をそのように工夫して変えていく。
やがて自分の考え方を変えたことで、
相手も自分に敬意を払っていただけるよう変わります。


そうやって横の関係で、
ともにお客様自身のお体を改善したり状態を維持したりという目的をかなえるパートナーとして二人三脚。
いい信頼関係の上、お付き合いができるわけです。


それができずに縦関係で、
格下とか格上でということを、
相手や自分が思ってしまっているならば。
どんどんとその二人の関係は離れていきます。
そのようなすれ違いが起きれば、
お客様も損をしているときもでてくるでしょう。


人間関係。
お客様との関係性。
その関係性をどう構築していくようチャレンジするか。


そのやり方は試行錯誤して実験していくべきものです。
やれるべきことの実験をしていくべき。


それで劇的に変わることもないかもしれませんが、
少しずつ浸透していくような変化の先に、
自分らしい施術スタイルも現れます。