片側ばかりにバックを肩がけするのは、よくありません!

よくみられる姿勢。


バックを肩の片側にかけると、
たとえ軽いバックであっても
かけた側の肩が持ち上がったままになっています。


バックを肩にかけておくと.png


僧帽筋や肩甲挙筋を使って肩を持ち上げることでバックを引っ掛けている。
そうやってバックが落っこちないようにしているのです。


すると数十分も、そのような僧帽筋や肩甲挙筋を使い続けて神経筋にそこを固めてバックを引っ掛けたままにせよと
命令を下し続けるとどうなるでしょう。


そうなるとバックを肩から下ろしたあとも、
ずっと先ほどのバックを肩にかけていたときと同様に肩が持ち上がりっぱなしです。
先ほど取られていた姿勢を、その後もしばらくの間、継続しようとします

ただそのバックを肩にかけている負荷や意識が強ければ、
そのような状態にし続けろという命令を神経筋に配り続け、
やがて肩の左右の高さが違い傾いたままとなったとしても
元通りの肩が左右平衡の状態にず〜ぅっとなれなくなる。


それが肩こりや首こり、それに胸郭異常まで創りだすし。


意外に気をつけて行きたいところだと思います。


対処法としては、
リュックサックのように背にかける
たすき掛けのような形でバックを持つ
左右両肩に交互にバックをかけるなど。


とにかく、
体は一定の状態で長時間神経に命令を送り続けると、
そのままの状態で容易に固まりますから。
特に偏りがあるような姿勢をとっている場合には、
注意が必要だと思います。