日本の医科大学で一般の医療従事者に開かれた解剖実習見学があるんですね。


民間医療のテキストを出版販売している、エンタプライズ。
定期的に、さまざまなサプリの掲載されたカタログを送付。


するとサプリとは無関係な【 解剖実習見学のご案内 】と書かれたページを見つけました。


なんだろうか、、、。
と、ネットで検索をしたら下記のようなフェイスブックページを見つけた。
それはエンタプライズに書かれたページ内容と同様のものであった。


施術者の為の解剖実習(整体師・柔整士・カイロプラクター・鍼灸あん摩マッサージ師向け)
https://www.facebook.com/events/994445347316200/


日本の医科大学で、医学生向けではない一般の医療従事者に開かれた解剖実習見学は、他にはないそうだ。


私と同業者の方のなかには、興味がある方もおられるかもしれないと思い、書かせていただきました。




死体解剖と生体解剖とは、
内部の状態がまったく異なる点も多いため、
死体解剖をそのまま生体のように考えてはならない。
参考になる部分とそうでもないところを別けて考える必要があります。


ただ具体的に人体を内部まで検証することで得られる知見は少なくはないでしょう。



そうはいうものの。。。
私は、解剖実習は見学であっても参加は二の足を踏む。
意気地のないことを言っていては、ダメだなと思うが。 ^-^;
でも、しかたがないです。



かつてリアルな解剖実習映像を見たことがある。
映像を観るだけでも、
ぶるぶるぶるっと背中が縮んできて身震いが起きた。
緊張がピークに達するならば肩がこれほど凝るものか!


そのとき感じた総毛立ったシーンが思い出された。


当時見た映像が、リンパドレナージュ関係のフランスの映像で、
PAL方式をNTSC方式に変換する際に粗悪な画質になってしまった。
そこが恐怖映像を覗き見る以上に怖い感じに変わっていった。
慎重に映像を見ようとがんばった。
だが無防備に体の緊張をゆるめることができるものではなかった。。。


不思議と他の動物の体であればそこまでは怖くなかったのだ。
一頭買のやきとん(豚の焼き鳥風)をしているところに
豚は人体と内臓の作りは似ているからと見学にいった。


骨や筋膜の様子、内臓の厚みや配置など手袋越しに触れて体感した。
そのときの印象は解剖学実習のような情報源として活躍しています。
だからあまりお医者様のような人体実習を繰り返して精通している
先生方とは詳細を診て感じたことはないのが申し訳ないところです。
そこは書籍等では十分カバーできるものじゃない。


そこは感じ取れます。
ですが意外に役立っているのは事実。。。


自分自身。
自分の人体は生体であり、
解剖されてしまえば恐怖の対象になる存在です。


同時に人体の見方としては。
人体とは一番身近な知りたいものですし、
愛する対象ですし、かけがえのない尊厳を感じてやまないものです。


人体を観る立場や視点を変えると、
見え方が変わるのは面白いですね。