足部の骨の総数は、全身の骨の総数の1/4もあるんですね

人体の骨の総数は、200 とも 206 とも言われてます。


足部の骨の総数は、両足合わせて 56 。
手部の骨の総数は、両手合わせて 54(種子骨をあわせると56に)。


足首から先と手首から先だけで、 
全骨格の半分以上にあたる 110 もの骨がひしめき合っている。


そのことをどのように捉えるのか?


それぞれの視点で考えていただければと思いますが、
とにかく手部や足部は関節が多いんです!


そして、そのうちのひとつの関節がずれただけでも、
全身の骨格へ影響が飛散していくことも知られます。


手部や足部の主要なパーツの骨の一つがずれただけ。
それで確実にリスト部分の締め付けがきつくなって、
重要極まりないリストの下を通る経脈系へと問題が。
するとちゃんとした筋パワーが出しづらくなったり、
自律神経系へと問題が飛び火することもあると思う。
問題はずれた部分ごとのケース・バイ・ケースです。


だが、知人の施術者と興味深い実験をしてみたとき。
手首や足首から先の状態は、
本当の頭が乗っかっている首の状態に通じ、
リンクしているように思えてなりません。。
全員に通じることではないかもしれないが、
「ここ、盲点だったね」と言う言葉がでた。


それほど頭部につながる首の状態に影響し、
画期的な変化が起きる場合もありました。



私は、
特に足首から先は重要極まりないと思う。


なので施術中には、
足部の関節のずれや詰まりを見つければアクティベータ・メソッドにて、
ササッと調整をするようにしています。


アクティベータメソッドは、
「パチン」っとするだけで手で矯正するよりも300倍のスピードで矯正圧が加えられるもの。
炎症が起きていないような平穏無事な部分へのアプローチでは、
ほとんど痛みがなくて、快適に受けることができるのです。


快適すぎるから、調整を受けているかどうかがわからないほど。 ^-^


でも、実際は筋肉だけではなく、神経部分へ調整を試みていて、
それによる体のバランスが、瞬時に再構成して立ちやすくなる。
そのようなケースもあるほどなんですよ。


手で圧する調整よりも身体の奥深くへと瞬時に刺激が与えられ、
問題となる関節部分を調整をしてくれて、大変に重宝してます。


ゼロプロマッサーも多用しますが、
それでは圧がピンポイントで加えられないので、
細部はすべてアクティベータ・メソッドで対応。


実際、この器具を取り入れた後のほうが格段に私の施術成果の安定性は向上したといっていただける。
そのような同業者のクライアントもおられるほどです。


お客様はなんとなくパチンパチンされているなと思うかもしれませんが、
足部の関節部分を微調整をする瞬間に、
全身の神経に通る影響がありますから。



私にはこの足部がどれほど大切なのかについては、
上述した全身の骨の中のおよそ1/4もの量が集まり構成される精密さ。
それほどまでに骨が別れ、筋肉もその骨と骨をつなぐために大量に設置、。
どれほどベストコンディションを保つには繊細に扱わねばならないのか。


私ごとですが、利用していたCATというメーカーのアクティベータが、
どんどん部分、部分が壊れ出して、
ついには圧の強さを調整できなくなってしまうことに。


これでもどうにかゴムの圧迫する部分に私の指を挟んで圧を弱めるとか、
滑り止めシートを挟んでみて足部の調整はできるものでもあるのですが。


私の使い方が活発すぎて、本来の使い方ではないようで、
CATが問題だというものでもないのだろうと思います。




余計な工夫が強いられるようになったのは事実。
それだけではなく、時期に使えなくなるだろう。


そこで、
以前から本家のアクティベータを、
一度は試してみようと思って購入。



下記写真のシンプルな機種を選びました。 



カイロプラクティック アクティベータI(1) (SL-226)


比較的、持った感触は軽く打てる。


新品だから壊れていなくて使える。 ^-^;



当分は使い慣れたCATを工夫しつつ調整をしていくと思います。
手にはこちらが馴染んでて、
強さの調整も手動式の工夫で対応はできているし。


ただ、調整だけの話は、
「アクティベータ・メソッドで対応しています!」
でいいのでしょう。


ですが、それでは、
なんで足部へ問題が生じるのかという原因究明部分は抜け落ちています。


こんなところに、
昨日、ゴルフをしておられるFさんのゴルフクラブの扱いと身体操作に通じるところが出てきます。


「踏ん張らない」「足部で歩かないし立たない」など、
禅問答に近い運用法が必要になってくると思われます。


「ただ、なんとなく使っている。」という感触より離れ、
「どのような機能があるかを知り、今の自分で活かしきれているのか?」
という積極的な攻めの姿勢で使い方を観ていくというのもいいでしょう。


抜刀の手の内の創り方と同様な勘所で、
足部も使えるようになるのだろうと思っています。


私自身も、
緻密な歩法や立法(=立つ方法)を探求していき、
さらに研究していこうと思っています。