現状の施術力を維持するための発勁の基礎を練るために得た教材DVD

施術を研究する人、それぞれ、何を施術のための下地としての教義として得るかはその人次第です。
私は、少しだけ見方がユニークかもしれません。

発勁という力の発力の仕方が非常に強力な八極拳


発勁の練習をするために、
八極拳で著名な呉連枝老師の映像資料を多く集めていた。


私がイメージする通りの理想の動き。
見ているだけで息を呑むほどすごい。


ただ教義として新しく発売されているものを多く購入しても内容が応用編で、
私には手に負えない。。。

ですが実際に呉氏八極拳を習いに行くことは仕事の関係上難しいのです。


そうやって、私の施術には直接的に活かせる発見がないまま時が過ぎました。


絶対に離れずにいるべきと直感し、
呉連枝老師が去年に日本へ来日して来た際に
見学にでかけお会いさせていただいたときに。
呉連枝老師が「武醫同道」と直筆の色紙を書いていただきました。
今もその色紙を部屋に飾らせていただいております。



・---- そんな状態が丸々一年を過ぎました ---・




そして先日、
たまたま下記の映像の一部がYouTubeにアップされたものを見た。


吴氏八极拳基本动作讲解与示范
https://youtu.be/JJx91XFkXEs


呉連枝老師が現在よりも若い姿だ。
わかりやすく基礎を教えている様子が伺える。


だったら過去に発売された呉連枝老師のDVDを買うしかない。
そこでアマゾンのマーケットプレイスで3枚ほど購入していきました。


そして見つけたのが下記のDVD。


呉氏開門八極拳 六大八招 [DVD]


こちらだったんですね。


私が必要としている教材は。


今の私が執り行っている施術では、
重りの重さが骨身を軋ませている。


上記DVD映像を知らなかった数日前まで、
重いおもりのブロックを勁力で扱いきれず、
脊椎全体の動きの中心軸の力が取り出せず
完璧に頚椎捻挫を起こしてしまうような
首だけの力で重い重りを動かすずり圧を作り出すしかなかった。


施術成果だけは落としたくないという意地から、
頸部を硬直化させて耐えて耐えて、耐えぬいた。


それで呼吸ができなくなったり、
頸動脈が閉じてめまいや耳鳴り。
重心がミスったり、
ミスアライメントに拍車がかかる。。。
ほんとうにバカなことをしているなと思います。


のほほんとしている様子ですが、
ただ名誉のために申し上げれば、
これでも木刀をミリ単位で打ち、
それに胆力も相応に鍛えてます。


私の施術のしかたでは身体操作が生命線です。


こちらのDVDでは、
そんな私に最大級に役立つ内容が紹介されていました。
自身の動きのイメージが妙にいる感じがしてきました。



それでまた施術上の成果は向上していくことにつながる! ^-^


今の強い発勁を繊細に発する必要が必須の施術のために
まさに一年と5ヶ月ほど前から追い求め仕込んできた知。


その芽が少しずつ花が開きだしたようです。 
待ったからこそ有り難みが募るものですね。



今は、六大八招の映像を見ながら、
ゆっくりとイメージで動作をなぞる。
それを日々、繰り返すようにしている。


それだけですが、思った通りに身体の深部が変わりだした実感を持ちます。


一度でも実際に呉連枝老師の動きや身体状態などを直にみることができたことが、
今、映像中の動きを立体化して目に浮かぶことができ
臨場感を豊かに動きの細部が感じ取れるようになって。
そこが大きく役立ってくれています。




筋肉の使い方が今までと異なるパターンに変更されたためもあり、
いい意味で背中の筋肉が育ってきて、
相当なきつさの眠気やだるさです。


この疲労困憊は施術後に意識を失うほどきついものです。


ですが、それだけの成果は生み出されていますし、
全身のバランスの再構成や筋肉の操作等の変更で、
自分の体がずぶずぶと潰れだしていたときよりも、
理想へと近づくようなイメージを持つことができ、
「行けそう!」
そのような将来的な自信を持つことができました。



ほんとうにタイトロープを渡るような気持ちで、
新たな施術の取組に翻弄され続けながら前進し。


まさにタイミングを図ったように、必要なDVDが手に入りました。
多謝です!


ただ、、、
今回のことは蜘蛛の糸が垂れてきたのを無意識につかむようなものではなく、
なにやら計画されていたものの通りに手に入ったかのように思えてならない。


以前よりか、運が強いような気がする。
夢をかなえられる手応えが感じられた。



施術は本当にすべてが、自己責任。
結果がどう出るかは実力次第です。


そこが気に入っています。


これからは、すべてはうまくいく! ^-^
そうスムースにことが運べば上々。