私が食あたり後に自身の体の状態を改善させるために考えたセルフメン

なぜ、食あたりになったかというと話が長くなりますから割愛します。。。 


いろいろ日々、つらいこと、考え思い悩むようなこともありますよね。


私自身、施術の疲れに食あたりがまぜこぜになって、
日ごろないような左側側頭部が割れんばかりに痛い、
強烈な頭痛や吐き気を起こしていました。



でも翌日は施術。


このままでは十分な気が配れる施術はできない。



そんな切羽詰まった状況で考えだしたセルフメンテ方法です。


ヤムナ・ボール・メソッドの小ぶりのブラックボールを2つ使います。
ほんとうにこちらのボールは有効活用させていただいており感謝です!


ヤムナ・ボール・メソッド用ブラックボールを使って寝てみよう.jpg


要は頭の下に手を組んでこちらのボールの上に寝るだけでできる身体調整法です。


ボールの置き所は、
ひとつだけの固定ではありません。
以下のとおりに試してみました。


時間はだいたいと書いておりますが、
アンドロイドタブレットのタイマーソフトを使い、
時間超過をし過ぎないように注意しております。




(1) まずは腰仙関節をリリースするために。


上部仙椎部分と下部腰椎の下にひとつずつボールを設置。
腰仙関節の間を離したいので、
少しだけ意図的に腰仙関節が離れた状態に腰猫背状態にして寝てみたり、
2つ置いたボールがヤムナ・ボール・メソッド用のボールだからこそ可能なことです。
粘着摩擦、静止摩擦、というようなトラクションをかけて腰仙関節を引き離す状態を取るようにしていく。


それで10分ぐらい。




(2) 次に腰椎の椎間板をゆるめます


左右の腸骨の腸骨稜部分にかかりつつもちょっと上辺りにそれぞれボールを設置する。
そのときはとりあえずそれほどトラクションをかけるイメージは持たなくてもいい。
ただボールの存在により腰が前に大きく反り返らせられる状態になる。
そのときに腹部の腹直筋や腹横筋等を緩めて上下にスムースに伸ばし、
お腹が全体的にフラットになったようにしておこう。


この状態で90秒以上、自然呼吸で安息していると、
それだけでも腰椎部分の後面部の椎間板の潰れを緩めてくれる。
そして呼吸が一気に楽になり、いつもの丹田呼吸が容易になる。


これはだいたい5分程度、このままにしていた。




(3)次は腎臓機能の改善へ向けて


腎臓裏の胸椎11番を挟む左右両方にボールを設置。
この状態でしばらく自然呼吸。


腎臓が脊椎を立たせる臓器だ。
その腎臓部分の裏手あたりには、
多層化したしこりがつくられて
腎機能が劣化しやすいものです。


その改善を図ろうとしたものです。
ここを抜かしては骨格全体が整えられません。
私はそのように体験上考えています。
腎臓が前に倒れて寝た状態は精をだだ漏れにしますから、
疲れが抜けないし溜まりやすくなる現況でしょう。


こちらをだいたい15分程度。




(4)最後に、脊椎の全体的なしなやかさを取り戻すために


脊椎の腰椎中部直下あたりにひとつと、肩甲骨下部あたりの高さの胸椎直下にひとつ。


これだけはちょっと胸椎の真下に置いたボールに接したところがチクチクしたような痛みを感じた。
ただ耐えられないというものではなく、ほんの些細な痛み程度だ。
またこの肩甲骨株あたりの高さの胸椎部分にボールを置くことで、
胸の前側や肩が前に巻き込んでとじられているような状態から離脱できるようになる。
私はこのときだけ体を少し左右に揺らすようにして微振動を加えてみた。
それにより徐々に肩が内旋して行った状態から正常な外旋に戻りだした。
胸全体が心臓部を中心に窮屈に押し詰められてしまう状態からも離れた。


これもだいたい10分。




以上です。


※ エクササイズする場所や設定時間などは
  私が自分自身の体の状態をつぶさにモニターして、決めています。
  だからもしどなたかが自身で試してみようとする場合には、
  やはり自分自身の状態を把握した上で、
  何をするか、それにどれだけの時間をなさるのかを個別に決めなければならないでしょう。


  私は時間的に少し長く設定してやってみておりますが、
  硬すぎる体の状況の人等が同様なことをすれば反動がでてきます。
  ですからもし私と同様な設定でやってみようとなさる場合には、
  1〜2分程度の短い時間から様子をみていくようになさってください。




そして、こちらの操作をしたおかげで。


強烈な頭痛や吐き気はケロッと失せました。
そして次の日の施術は食あたりモードの身体操作から離れて、
平常モードにて成すことができました。




真夜中で眠い目をこすりながらでも、
次の日を考えればセルフメンテは欠かせられない。