体の前後左右のバランスを整える腸健康法【後ろ歩き】の達人発見!!

ウソのようなほんとうの話。


後ろ歩きをするだけで、
体の左右差が小さくなる、
体の前後のブレが小さくなる、
よって姿勢が整えられる。


後ろ歩きのような、かつてあまりしたことがないような動作をするときには、
よちよち歩きをし始めた赤ん坊のように注意深くバランスを取りつつ、
どのように歩けば危なくないか重心が取れているか、そして快適かを、
体の感覚器官を総動員して極めようとする。


それが体のフォームが整えられた状態なんですね!


でも、、、。
ひとりきりで車道や歩道で後ろ歩きは人や車にぶつかってしまい危険。
で、広めの公園等で歩くのもひとりきりでもない限りは難しいだろう。



でも、、、。


高野山奥の院ガイドさん。


そのガイドっぷりの楽しさもすばらしき一品ですが、


その後ろ歩きはお見事!!


周囲の特徴ある墓石、シロアリくんやらキリンビールの企業碑やらが立ち並ぶ公園墓地では、
墓石を眺め位置確認をしつつ後ろ歩きを続けている。
気配で自分の真後ろに人がいないとわかるから、
振り返ってみんなの進行方向を確認することもない。
普通に前に向かい歩くほどの歩調で後ろ歩きをする。


私がこのガイドさんを見ると、
体のバランスが絶妙に整えられている。


姿勢が整えられる状態では背筋が自然に背中側の伸筋が伸びることで息を吸い、緩むことで息を吐く。
すると胴体内部の脈管系が理想的に上下の重力にそって体液を流す滝のように落ち、
下脚からは筋ポンプにより噴水で空中に水が舞い上がるように勢い良く飛翔する。


これぞ、健康長寿の証です。




https://youtu.be/9yWurMT7jhk
世界遺産】 高野山 奥の院  完全ガイド付き ?  World Heritage Sites in Japan 【koyasan】




https://youtu.be/u7FG6W0YyG8
世界遺産】 高野山 奥の院    完全ガイド付き? World Heritage Sites in Japan 【koyasan】





余談ですが、
姿勢と呼吸の関係について。


肛門を上に引き上げると自然に背中の起立筋が上へと伸び上がろうとする。
(※正確に言うと、骨盤底筋全体を前後左右を把握して肛門挙筋だけではなく内閉鎖筋を使うのが正解)
(私の感覚的には骨盤隔膜といえるような骨盤の下端を形成する隔膜部分を引き上げる感覚です)
(ただ他の気功の本や丹田呼吸法の本、ヨガなどでは直腸を発生学上に原始的なものとなされて)
(「肛門を」と解説しているところがほとんどだが、)
(個人的には内閉鎖筋を使って骨盤隔膜を持ち上げるのが正解だと、今(2017年3月4日現在)の私は考えています)
その状態に置いてから、次に横隔膜を下方に下げて下腹部内部を圧縮しよう。



私が座禅をするとき。
座すとき注意する点は、
簡単にわかりやすく言えば肛門部を上に持ち上げた状態で3分間ほど維持すること。
それで首筋や肩に蓄積した緊張が徐々に抜け落ちていくことが感じられる。


すると気づけば、
下腹部あたりが「実」で、肩や首辺りは「虚」のような状態になった感覚を味わえる人もいます。


体の深層筋がある程度緩んでいる人は、このような「上虚下実」を姿勢の基本とします。



ただし一つだけ注意が必要です。
肛門を上に引き上げる操作をするときに、
すでに「尾骨が曲がりがきつい方のとき、偏差が出てくるときがある。
そこは注意深く自分の体にあわせて研究していく必要があるでしょう。
調整を先行させる必要があり無理をしてはならない人もおられるのです。



ただし尾骨がある程度の歪みがあったとしても、
その周囲の関節や大殿筋や外旋六筋群などの筋や尾骨を取り巻く靭帯群が緩んでおれば、
この丹田呼吸法は一定以上の成果は期待できるでしょう。


すでにボディワイズのほうである程度その周囲をリリースを受けていれば、
丹田呼吸法をやってみて姿勢や呼吸の快適性を求めることもできるでしょう。




これがベーシックな『胆力』と申しましょうか。


肚に圧縮した力を呼吸をするときに風車を回すイメージで気を回転させて流したり、
流動的に動かすことで、全身の制動を統合させることが武道では求められています。
または姿勢に気を配らなければならない楽器などをしておられる方にもいいですよ。


肚(下腹部の圧縮部分)に注意を払い活かすこと。
呼吸力とか、気を揺り動かしたりまわしてみたり。


実に繊細極まりない操作ができるようになるよう、
修練を長年にかけてしていくわけですね。



体の中心部の真ん中に設置してある会陰部(肛門部)を意識し、
中心軸の下端のマークとして、そこを把持して作動させるのか。
そちらを使うような意識領域を脳に習得させていくことで、
一般の方々がなさる動きは手足で尽きる意識とは異なるステージにあがることとなるでしょう。