もしも、、、金製の自作てい鍼を造ったとしたら、どうなっていた?


昨日、施術をさせていただいたのが鍼灸師さん。


そこで「てい鍼」の話をしていたときのこと。


金属内には自由電子がたくさんあるのでして、
それら電子は、金属内を自由に動き回っています。
その様な金属に電圧を掛けると自由電子の向きが電圧を掛けた方向に綺麗に揃って金属内を電流が流れだす。


そういった特性を持っているわけで、
てい鍼では金属棒を太さを違えた太い方と細い方の2極をもたせています。
そうすることで、
太い方から細い方へと自由電子の流れは起こりやすいというのも金属の持つ特性としてありますので。


金属内部にある自由電子の流れの向きを太い方から細い方へと電流として流れるものです。
そちらを応用しているツールがてい鍼なんですよね!


細い方を当てれば自由電子は磁力的な特性を併せ持ちつつ
体内へと渡り自由電子のエネルギーが渡されていきます。
エネルギーのやりとりの補瀉のうちのエネルギーを補う
補瀉の補の力を発揮します。


太い方を当てれば自由電子は磁力的な特性を併せ持ちつつ
過剰になった体内の自由電子のエネルギーを捨てることへ。
エネルギーのやりとりの補瀉のうちのエネルギーを瀉する、
補瀉の瀉の力を発揮します。




そして、そして。


金属内部に流れる自由電子の様子は、
金属ごとに異なってくるのですよね。


私の自作てい鍼は真鍮の丸棒を削りだしたもので、
真鍮製」です。


ただ真鍮よりも、
純銀のほうが電流の流れがいい。
それにも増して、
純金のほうが電流の流れはもっといい!


ゴールド、金、それも純銀が金属のなかで一番、電流がよく流れるのですよね。
それもあって治療師でてい鍼を用いるものは、本格的な人ほど金製を持ちます。


ちなみに電圧をかけたときに電流が流れるわけですが、
その電圧を誰がどのようにかけているものなのかです。


そこには施術者ごとに、てい鍼を使うと成果が異なる。
それに起因する理由は、施術者の人体の気と呼ばれるようなエネルギーを使っているのかと。
てい鍼内部の自由電子の動きを一定に流す電流を方向づけるための電圧が施術者の肉体由来。
私は判断するわけです。
そこがてい鍼をてい鍼たらしめるエンジン部分です。
(ちなみに、もし電流の流れは、電気的なエネルギーの高いところから低いところへ、送られていく・・・)



だからちょっとふつうの金属の棒なら生じることがない不思議なことも起こることも。。。


それが、軽くこするだけで、患者の患部の神経組織が炎症を持っている部分に電子が流れ、
不思議なほどの痛みがでていくということで、体内の問題箇所が浮き彫りになってしまいます。


ちょうどそこで起きているものは
「邪気論」や「体性感情解放法(ソマトエモーショナルリリース)」などの本のイラストにあるような、
エネルギーが流れることができなくなって膿がたまるような状態で内在し続けるままになって、
その周囲にも悪影響を与えているものの存在を感じ取れるのはありがたいものだと、
私は実感できています。


それは私が想像した以上に、自作てい鍼でその部分の内在した部分への解放をおこなわせていただいたとき。
すでに体の状態がかなり底上げされて完成度が上がっている方々がメインだとは思うが、
今までの私の施術ではどう逆立ちしても届かなかったところの成果が、
それぞれのお客様に現れてきたことから前向きに真鍮の丸棒を削った成果が出てよかったと思う。


真鍮の丸棒は、思った以上に硬かった。
直径が1センチほどの細いものは、
そこそこ楽に削り成形できました。


ですが2センチを超える太さがあるものを5本ほど削った。
鉄のヤスリでひたすら削るときには、
削っているうちに体のこわばりは末期的にカチカチになる。


上記のような自由電子のやり取りが起これば何か見て取れる成果が生じるはずだろうと、
淡い期待をするものの、そんなこととなる確証はなくて。。。
それはもともと私が今利用している自作てい鍼ほどの太さを持つものが市販されてはいないようで、
自身で削りださなければならなかった。


ほんとうに、私は夢でも自作てい鍼を手にする印象を受けて、
それはもう、作るしかないと腹をくくったのですが。
そこで見たほどのことが起きると想像するのも不安でしたが。


で、金製の自作てい鍼はコスト的に、
一本の直径2.5センチ☓長さ10センチの金の丸棒は50万近くするようで、
もし仮にこれを自身の手でこさえて施術で使いこなせるならば、
現状の真鍮製のものよりも成果は飛躍するだろうと想像できた。




だが、そのときに昨日のお客様の鍼灸師さんが、教えてくれた。


金製のてい鍼を使う人は、特別と呼べるほど施術者自身のエネルギーを消耗して、
それはもう、、、他の金属製とは別格で、大変な、気の消耗となるという。
ここではいえませんが、そのために、
私も驚いた「えぇ!!それって、本当にそんな対策の仕方があるのか!!!」という、
想像だにしなかったやり方で対処している鍼灸師がいるのだと聞いた。
それの内容でなおさらどれほどの心身のエネルギーが金製てい鍼で消耗がなされるか、
直感することもできて、正直、芯から背筋が凍りついた思いをしました。



施術者が気を使い電圧を生じさせて金の内部の自由電子を方向づけさせて電流を流す際に、
多くの気を使い流すことになる。
それにより施術者は強烈な気枯れ状態を受けるのでしょうか。
私は個人的にそのような印象を身を持って感じています。


確かに、電流の流れが金製であればベストということは、
そうなるというのも、一歩引いて見通せばそうなるだろう。
金製を用いればそうなるのではないかとは感じてもいたが。。。



だが迂闊にも、純金という金には特別な潜在する力が作用していて、
施術者にもクライアントにも両者とも金を介してしあわせになると。
柄にもなく、勝手な論理を超えた希望的な見方をしていたことに気づいた。



それが鍼灸師さんは、経験則的にも、またはご友人の同業からの知恵や情報からも、
金製のてい鍼を使うと施術者の体が来がれ状態になるのは当然だと教えてくれた。
さすが専門家のなかでは実質重視の知識が隠されているものだと驚きました。




真鍮製の自作てい鍼で、対策が必要になっていたほど気枯れが身におきていたので、
それが金製になれば、逃れられるんじゃないかと漠然と思えていたのが愚かしい。。。


まずは真鍮製の自作てい鍼を余裕を持って使いこなせるノウハウを得られなければ、
金製の自作てい鍼は私は手を出す時期じゃないといえるだろう。


もしも私がお金持ちで200万円ほどで金の丸棒を用意して
金製自作てい鍼を造っていたらどうなっていたことだろう。。。


それほどの経済的余裕がなくて、救われたような気持ちだ。 ^-^



金製の自作てい鍼は、費用的に私の収入では現実的ではないが、
純銀の自作てい鍼は、どうにかつくれるんじゃなかろうかと、
お客様の鍼灸師さんがアドバイスをしてくれている。


この純銀で制作をするというのでも数十万ほどかけることになるが、
こちらならば清水の舞台から飛び降りたつもりでいけば、
独創的なさらに自由電子を司る力を秘めたツールが手に入るということになるだろう。
かなり画期的な使い勝手の良さで、施術のやり方を一変させる力を秘めていると思う。


そこには、正直に言えば、関心があります。


まずは真鍮製の自作てい鍼で気枯れを解消させるノウハウを積まれたときには、
手を出せれば面白いですね。