椎骨のサブラクセーション について


先日、お客様から「カイロプラクティックって、どんな体のチェックをしているの?」と尋ねられました。


私はカイロプラクターではないのですが、
お客様の中に椎骨のズレ(=サブラクセーション)が著しい方をみると、
いろいろと推理するためのツールとしてカイロプラクティックで使う図を思い起こすことがあります。


「どの椎骨がずれたものであるから、
 どのような傾向があるだろう」


たとえば
『頚椎 1』がずれていると
(チェックとして)後頭部、脳、顔面、頭部への血液供給
(疾患として)頭痛、イライラ、不眠症、めまい、脳充血、高血圧、痛風、顔面神経麻痺など
のような状況が起きる傾向がございます。



ただ、、、
脊椎の全体を通して、いくつもの椎骨がずれているとき。
どの椎骨が正常化がわからないというレベルのずれ方をしめすお客様も複数おられますので、
そうなるとどこを基準としてずれているとか正しい状態だとかいえるようなものではありません。
なかなか判断がむずかしいときもでてくるわけです。


すべてが疑わしい、、、。


そのようないい加減なことをいわれて、気分のいい人はいるわけありません。
自身の体に悪い印象を増幅させてしまうことは、
結果として治りづらい体にならせてしまうという問題を含んでいるからです。



また、この知識は私自身が頭のなかで計算するように使っているので、
お客様に直接、この椎骨のズレがどのような問題を引き起こしているかというような
診断といえるようなことは口にだすことは避けています。
そのようなことを口に出さなくとも、
私自身が自分の仕事をなすための参考資料として生きていることが大切ですから。



ただ同業者の場合は、そういったこともなく、
既に私同様に冷静に椎骨のずれをチェックしているようならば。
オープンに話しがしやすいという場合もあります。
そのときは現状の脊椎のズレを私が傾向を伝えれば本人もわかってくれることですし、
互いに得た情報からより的確な状況判断をしていくことで、
二人の知恵が総動員されて、次の施術の一手が決まることもあります。



以下に参考資料として、
カイロプラクティックで使われている簡易版の椎骨のずれによる診断や疾患について表とされたpdfを作りましたので載せておきます。
興味がありましたらダウンロードして下さいね。


椎骨のサブラクセーションs.jpg


表のダウンロードは、下をクリックして!
椎骨のサブラクセーション2.pdf