昨夜は、遠赤外線ドーム型サウナのスマーティに、4時間ほど入ってました。
昨今、体にかかる負担分の蓄積が元で、
体の歪みがなかなか自力でリセットしづらくなっているという自覚が出てきて。
自分の体の歪みがあれば、それは大雑把にいえば、
交感神経が優位でリラックスできていない状態を観察することになります。
すると肉体的には目線が下がり視野が狭まりだす。
下を向いている目線では、広域にわたって情報をつかめません。
それと同じ現象が体内で起こり始めるのです。
体の一部分にしか意識が配れなくなってしまうのです。
つまり気になるような一点部分のみに意識が取られて、
ほかはあってもないようなものです。
無感覚の体の部位が増えてしまうことで、
いつしかそれでは体の状態を悪化させている源にたどり着くことができない状態に陥る。
感覚器官の視野が狭量で確認できない部分が増えれば増えるほど、
体はさらに回復改善が難しくなってしまう。
ものが見えなくなってドツボにはまる感じですね。
意識上の視座の低さが同時期に起こり始めます。
体調がある程度よろしいときには、
体の具合であまり感じ取りづらいところでも、
患部と思い込んだ裏部分の感度を増幅させて
「真の患部」を見つけることができるのです。
そのような自覚的に体に意識を向けて改善できる状況か、
それとも難しいところまで後退した状態であるのかを私ども施術者は観ています。
ときとしてすでに体がよくなっていているときには、
つらいとか痛いとか張っているとか言っておられるお客様の言葉は、
自身で真の患部をみつけて仕組みを解き明かそうとする過程にあって、
あまり私どもが手出しをしなくてもいい状態です。
そうではないときには、
やはりなかなか自力での復旧状況として厳しいときもありますよね。
そこの判断ができるかどうかが、大切なところだと思います。
ここ最近、少し自覚的に自分の体を歪みを体験させる方向へと追い込もうと考えていました。
そしてそのような状態を自分の内側から感じ取れたので、
「うぅ〜む、やはり、このような意識状態、体の状況になるのね」と、
思ったような体験ができたのでリセットを試みるためスマーティに入ったわけです。
さすがにそろそろ改善させておく義務もあるのだろうと考えまして。
たとえば体をリリースするにも施術者が自分の体の状態の上限自覚以上にお客様を押し上げるのは難しい話になります。
動きの用法を指導するにも自信の感覚が閉ざされていたようでは、
自身以上にお客様の状態を押し上げられるなどということは起こりえません。
ちなみに以前もブログで書かせていただきましたが、
体温が下がると身体はどうなるのか?
たしかとある本で次のように述べられていました。
36.5℃-----健康体。
36℃-------震えにより熱産性を増加させようと体が働く。
35.5℃-----恒常的に続くと自律神経失調症状が出現。
35℃-------ガン細胞が最も増殖する温度。
34℃-------おぼれた人を救出後、生命回復ができるギリギリの体温。
33℃-------冬山で遭難し、幻覚が出てくる体温。
体温調整がうまくいくこと大切さがわかりますね。