ボディワイズの施術でも慢性炎症をリリースできると思うんです!

『 慢性炎症が万病の元 』


最近、そのような内容の本を書店で多く目にすることがある。


炎症にも、「急性炎症」と「慢性炎症」のふたつがあるのです。




・「急性炎症」とは


私が施術上でお客様が「ここが痛いんです!」といわれている内容が、
「つい最近、自身で庭の草取りをしていてその姿勢がもとで痛くなっているんです」とおっしゃられるとき。
そちらは急性の炎症といわれるものです。


急性炎症の特徴としては・赤みが出たり・発熱してみたり・腫れてみたり・疼痛がある。
これは自分の体を守ろうとした際の、<よい炎症>といえるものですから、


無情にも「なーるほど!急性の炎症ですね。やっぱ痛いですよね〜 ^-^」といってしまう。
そのようなものは、代謝力がしっかりなさっておられるお客様であれば、
大事に発展するようなことがないんです。


つまり、数日痛みが出たとしても、寝れば治る。
治る際に筋肉がパンプアップして、しっかりとするような強化も図られます。
ありがたい<自己免疫システム>にもとづいて発揮する能力なんですね。



・「慢性炎症」とは
それに対して慢性炎症というものも体の内側にあります。


慢性炎症は、老化を加速してしまう。
そして様々な病気の原因になるような悪い炎症なのです。
動脈硬化やがんや認知症やうつ、花粉症やアトピー性皮膚炎や気管支ぜんそくのような免疫疾患なども。


ただその炎症が体内にあったとしても急性の炎症とは違って、まったくもって気づかれにくい。
嫌な痛みがないのですから快適でもあるのですが、、、
それは、その部位組織への血流悪化にもとづき炎症を感じるほどの痛覚神経作動ができない状態です。
酸化した血中酸素濃度が下がった様子が見て取ることができるわけです。
くすぶりつづけた慢性炎症が、やがて深刻な病気を引き起こすことに。
ダメージを受けた細胞が慢性炎症を持っている。
そのダメージは筋肉の操作云々に関わるのみではなく、
細菌やウイルスなどにより影響を受けるようなときもある。


非常にこちらは危険な存在なのです。


だから最近出版されている慢性炎症を抑えるように訴える本が多数出てきたのでしょう。


ある書籍では、これからは「抗酸化」よりも「抗炎症」だ!といい、
炎症と酸化はほぼ、ワンセットなんだというのです。



施術を受けていて気づいている人もいると思いますが、
私が施術でリリースしている部分のほとんど意図し重視し続けているものは『慢性炎症』なんです。


体内でくすぶりつづけた炎症部分も、リリースを適切におこなう際に急性炎症と同様の痛みがでる。
そのような不思議な体験をしたことがある人もいるでしょう。


それはたとえば、、、
私が自作したてい鍼を、
ほんとうに軽く胸骨や内転筋の上や腸脛靭帯の上をこすると、
信じられない程の痛みを感じるという方もおられるのですね。
それは慢性炎症が、すでに体内でくすぶりつづけた状況です。
くすぶりつづけて、やがて問題が表面化したときには危険な問題を表しだすものです。



胸骨部分に極度の痛みが起きている人の場合、
基本、呼吸器や心臓に関する循環器も問題が含まれているようです。
そして免疫力も低下気味だというのがわかっています。


腸脛靭帯等に軽くこするだけで痛みがわかるとき。
大腰筋の使い方がうまくできておらずに、
大腿直筋等の歩行時に使いすぎてはならない筋肉を使いすぎた状態です。
骨盤の前傾や腸骨を側方に引き倒して骨盤の変形を強いてしまうようで、
腸脛靭帯等にくすぶりつづけた炎症がある方は、
歩き方を練習しても改善し大腰筋を使った歩き方への変更への成績が悪いようです。



もちろんそれ以外にも、くすぶりつづけた慢性炎症が体内に多く仕込まれています。
私が自作てい鍼の能力に大変に期待しているのは、
このようなくすぶりつづけた慢性炎症部分にてい鍼の力で電子を患部に飛ばして、
炎症の所在を明確にしてくれるところなんですね。



画期的だなと思いました。



お客さまにとって見れば、
くすぶりつづけた炎症は、
痛みも感じずにつらくもなかったところだったが、
そこへ自作てい鍼を触れられた瞬間に神経系のつらーく鋭い痛みを感じてしまう。


驚きです。


ほんとうに私は強く患部に押し当ててもいない。
そのことを信じてくれない人もいましたが、それは本当のことです。


それに、外見上の皮膚から上をのぞき見たとしても、
慢性炎症がそこにあるなんて目に見えるものじゃない。
その余裕が有るところが患部だったと気づいたときの、
「?!」という気持ち。


自作てい鍼でリリースしたら、
施術成果の持ちが明らかに違うんです!!


そして慢性炎症が、やがて収まっていくのです。
そのときに自作てい鍼はマッサージスティックに早変わりして、
結構しっかりした圧をかけるのですが、
そのときは痛みは痛いけど余裕で耐えられるよね。という感じ。


もちろん、
自作てい鍼で慢性炎症部分を軽くこすったときに感じた、
チリチリとかチクチクとかジーンとかいった神経系の痛みは感じられない。
つまり慢性炎症が起きている患部のところも、
ほんとうはしっかりと電子量が増して自分の仕事をしたいんだなと思います。
ストレートに、そのような機能を発揮できていないときは、
神経系は残念な気持ちでいるに違いありません。


だからこそ、一旦でも、痛覚神経作動ができる条件になったときに、
「おぉおおお!びっくりした」というほどに、
自分の脳力を開放させて発揮しだすのだろう。


そのような気がしてなりません。



体内の慢性炎症を掘り出し、
そしてくすぶりつづけた状態を助けてあげるのがボディワイズのセッション。


そこがお客様と誠実に関わり、
ベストパフォーマンスをそこでだしていく。
そして自身の体の操作をいつまでも思うままにしていけるような健康寿命を長くするお手伝いをさせていただくこと。


そのような存在であると定義付けすることもできるんじゃないだろうか。


それは急性炎症を改善させる施術ほどのお客様が気づいている問題を観てばかりいるわけではない。
そこはときとして施術について深い理解をしていただけるお客様しかお通いいただけないこととなり、
なかなか大変なこともあります。


お客さまにとって非常にどのような施術操作を現状でなされているのだろうかとわかりづらい。


慢性炎症の好発する部位は把握しているものの、
その位置にある意味やデメリットなどは、あまり私自身理解が深められているわけではなく、
経験則上ではこのような傾向があるのだろうと想像しているところが多い。
それは、直接、慢性炎症とトリガーポイントと同値するかというと、
実際問題として、そこを探っていくに従い、別物である部分もあり、
安易に慢性炎症とはこういうものだとわかったつもりにならないことがだいじな時期なのだろうと思う。



ただ慢性炎症を改善させるために「ボディワイズの施術」という選択肢を思いうかべていただけるよう、
そこの成果を増していけるよう研究していきますね。


そしてそれがかなり広範囲のお客様のなかにあるお体の課題の改善に繋がる場合があるというのは、
からしいことだと、多くの慢性炎症を抑えるよう訴える本にも勇気づけられている気が致します。




最近では慢性炎症を血液検査のなかの「高感度CRP検査」で、
かなりの正確さで調べることもできるようになっているそうです。



ちなみに慢性炎症を抑えようという本には、

たとえば、、、

ガン、動脈硬化、糖尿病、老化の根本原因 「慢性炎症」を抑えなさい (青春新書プレイブックス)


炎症は万病の元 - 生活習慣病の真実、医療の現実
などなど、その他多くの書籍がでているんですね。



もっとも読みやすく、わかりやすい。
一般の人にも勉強になるのが次の本ですね。


体内の「炎症」を抑えると、病気にならない! : クスリに頼らず全身の臓器を元気にするコツ


関心があったのでいろいろと図書館で、借りて読ませていただきました。
だいたい書かれている内容は、かぶっている感じのところ多いようです。