ボウエンテクニック講習会終了しました ^-^  と 夜見る夢の話を


昨日、一年間かけて練習してきたボウエンテクニックという施術法の講習会が終了いたしました。


無事に実技試験もパス。


研修中は、施術日をお休みとさせていただき、
お客様には大変ご迷惑をおかけいたし、恐縮いたしておりました。




まだ実感としては理解が不十分で仮免状態です。
これから路上を走っていこうという段階ですが、
英語なのでよくはわかりませんが、
おそらく一定の過程を卒業しましたと書かれている証明書をいただきました。



脳梗塞後遺症を改善させるという可能性を語る文献を一年前に見つけました。
そしてそれは10数年前に洋雑誌のマッサージマガジンで知ったボウエンテクニックでした。


そのボウエンテクニックを知った夜に、
寝ていて夢をみたのです。
西洋人男性と話をしているシーンが見えている。
相手は英語なのでまったく会話にならないのですが、 ^-^;;;;
何やら真剣モードでの和やかさなどはないシリアス。


そのときの印象が強く残像として残り、今も忘れられない。




施術を私がしているときに、
すぐ近くに誰かが観ていて
「おぃおーぃ、それ、もうちょっと丁寧に!もう少し考えを深めて!別の方向から見て!」
というようなメッセージが伝わってくるときがあります。


お客様の中では完全に右脳が発達したモードの方の中に、
そのようなメッセージが私向けに発せられているのですが、
「えっ、それ、私にいってることなの?」と反応する人もいて。
それで「えっ、それ、聞こえてきたの?」と私が目を丸くして驚くこともあり。


そういったこともあるので、
私はひとりで師匠もなく努めているわりには長く続いてきたのです。


個人的には、おそらく天職として務めようとするときには、
そのような不思議なメッセージが誰にでも与えられている。


その声がコーチングでいうコーチ役となり、
牽引していってくれるのだろうと思います。


ただここ2年ばかり、
そのようなインスピレーションを含む印象の声はあまり聞こえなくなりました。
独自に自作てい鍼を作り始めてトントンやり始めてからは、
あたかもそのメッセンジャーが自作てい鍼にバトンタッチされたかのように感じています。




整体学校は通ったし施術系のセミナーも少しは施術を始めた当初は関心を持って通ったが、
ここ10数年は一切施術セミナーを受講することなく過ごしてきました。


ボディワイズにお通いいただいているお客様の中には、
施術をなさっておられるお客様がおられるので、
それらの方々が施術中に貴重な現状の施術の潮流やお勧めの施術法などの情報を教えてくれました。
そのおかげで、どれほど助けられてきたことか!
ほんとうに感謝です。




ただボウエンテクニックが日本で教えていただけるのだということを一年前に知りまして。
私が日ごろしている施術法とはかけ離れたものだということは明らかなためスルーしようと考えていました。



ですが、なんだかその情報を得てから不思議な夢を時々見るようになりました。


少しだけ見覚えのあるが、
アンティークな琥珀色に染まった昔の映画のワンシーンを観るかのよう。
そこにひとつ西洋のデスクがある。
椅子に腰掛ける人はいない。


孤独に取り残された自分がそこにいるだけのよう。


繰り返し、繰り返しそういった夢を観ていると、
何を言わんとしているのか察しがつくこともあるでしょう。


おそらく私にボウエンテクニックを学ぶ必要があると示唆しているのでしょうね。




それでボウエンテクニック関係の本を新たに数冊手に入れてみたり、
YouTube映像でボウエンテクニックをみたり。
でもまったくなぜ、私がボウエンテクニックを学ばなければいけないのかは見当がつきません。


ボウエンテクニックは、外側からみても皆目検討がつかない施術法の筆頭でした。


基本、私自身にも日頃に研究したい課題がいくつも山積みにしてあって時間はあるようでいてない。
調べごと等に睡眠時間を多く削っていて、
一回のお客様へ提供させていただきます施術時間以上の調べ物をして自分の理解を深めての施術の一手だから。
そういうのは、効くんですね〜。


そしてそのようにしていくと、
施術研究での成長が飛躍することも体験してきたのです。




そこを押して、ボウエンテクニックの講習会に参加するのは抵抗があったのですが。
あまりにもセピア色の部屋のデスクに誰も座っていない椅子の夢を見続けてきたので、
そうも言ってられません。


もしかしたら、ボウエンテクニックの講習会に通った瞬間にこの夢は消えるのかもしれない。
期待しましたが、講習会に通い始めても実際にはそうはなりませんでした。。。


ずっと同じセピア色の静まった部屋に木製のデスク、そして誰も座っていない椅子があるだけ。
コンタクトもコミュニケーションもなくて、鎮まり続ける。。。


その状態が長い間、続きました。




ですが1年間の講習期間のうちの後半戦の中ほどを過ぎた頃に。
ボウエンテクニックと経絡の関係について、
最初から講師の古寺さんはおっしゃっておられたのですが
その言葉にあまりにもうまく私の中では響くものがなくて。
事実の確認というだけの意味合いで放置してあったのです。



それが、あるときに「経絡に振動でつなげよう」のインスピレーションが思い浮かんだときに、
いきなり西洋人男性がそのセピア色のデスクにあらわれて満面の笑みで饒舌に語りかけてくる。
おそらく「僕も経絡中の振動の波をどう扱うかで工夫してきたんだよね」そんなことを身振り手振りで。
極性を帯びた振動だったり、渦巻く振動だったり、意識や意思をもつ振動だったり。。。
経絡のイメージを描き、その図の世界のなかに感覚投入してダイブしている感じでしたね。
かなり私も喜び勇んで話をしました。
私はトム・ボウエンというボウエンテクニックを作った方の鼻に特徴を感じていて、
この眼の前の男性をみるとそのトムの鼻のようにみえるのです。


日本語と英語の壁は厚かったのですが、
このときにボウエンテクニックは、
ワタシ的にはこれでいいんだなと感じました。




セピア色の夢はボウエンテクニック関係じゃないんじゃないかなと疑いだしたところでしたが、
やっぱり、、、でした。 ^-^





いま、100分で名著という番組でユング心理学河合隼雄スペシャルで夢について語られていますが、
なんとなく、夢の内容を自己完結できたような気がしてありがたかったような気がします。


夢のなかの啓示、メッセージをどう受け取り、どう活かすのか。




ですが実際はまだ仮免状態のボウエンテクニックと経絡の振動意識でして。
そこについて考察を重ねていかなければならないと考えています。



おそらく私の日頃の自作てい鍼の使い方も、
もっと工夫しなくちゃ、、、。