否定的な思考は、体を歪める元にもなる、、、と、私も思います。


私たちがしあわせになれば、
世界もきっと癒されるのだ。


未来を思い描く思考を楽しみながら
イメージトレーニングをすることで。
ほんものの未来も楽しくなっていく。


そんな気持ちで五感をフルに使って臨場感たっぷりに、
自分を愛し、
他者を信頼し、
そして他者に貢献して生きていく。



そうやって「自分」というこの世に唯一無二のキャラクターイメージを、
創造していく。



それは、一昨年前に通ったアドラー心理学をベースにしたコーチングスクールの思想です。



メンタル的にも、
フィジカル的にも、
それは「自分の身は、自分で守る」力となるのかもしれません。




もしも否定的な考えに気持ちや思考が占められていたならば。


それは自分の体をがんじがらめにしてしまうかもしれません。




とあるお客様に、
お体のゆがみがある理由は?と問うた時、
「幼いころから否定的な考えを押し付けられたからかも・・・」という回答。


・・・。


私的には、
「やっぱり、デスクワークがきつくって、仕事が終わる午後には足のほうがむくんでパンパンなのよね〜」
といった最近の出来事上の回答が返ってくるのかと想像していたところでしたが、
確かに、、、そのようなことってあるだろうなと、
私も、まったくその方に同意する感じでした。



私も否定的な考え方、自信のなさ、そこらの極端な緊張など、、、
そんな状態だったから体だって苦しんでしまうし、
目つきだって鋭くなることだってあっただろうか。


私が自身の体が弱っていたときに、
否定的な考え方に染められていたのだろう。
そこから体のゆがみや萎縮が起きていたとも思う。


だから、お客様の前では、
なんとなくそこに笑顔で「そうなんですね!否定的な考え方って怖いですね」とかいってもいられずに、
つい、つい、「なるほど、なるほど」という言葉を置いてスルーしてしまったような弱さがありました。



私自身、コーチングスクールをいまだに出席単位がそろわずに終了できていない身ですが、
ずっとそのコーチングスクールでは、後に至る最新クラスの受講の際の音声データが提供されており、
そちらを聞き続けています。


ずっとコーチングスクールの講師に講義を受けているつもりで聴いてます。


それにより、否定的な考えも肯定的な考えも、
全体性の捉え方からすれば着色されたレンズの色眼鏡をかけてみたに過ぎない。
そのような自身の見方の盲点探しに精を出せば、
何も自分を追い詰めもせず傷つかず、
そして何も浮かれすぎもせず。 ^-^;



そのような気分になったときから、
体のほうも調子がいい。


少しだけメンタル面のタフさから、
救われた気持ちにもなりました。


そんな経験をしているから、
そのお客様の言葉は私には深く刺さりました。







それでは、
否定的な考えについて、、、ちょっと考察してみましょう。


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たとえば、子供を注意するとき。
プラス思考のいい感じの回答ならば。
「おもちゃを整理整頓して置いてくれると、ほんとうにきれいね〜」
というものもあろうし、


「おもちゃを定位置にそろえておきなさい」
という指示命令系もあるし。


マイナス思考ならば、
「おもちゃをそろえて置かなきゃダメじゃないか」


もっとひどいのが人格否定をするならば、
「おもちゃをなんで整理して置いておけないの?まったくダメな子」


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どうも、、、どうも。
子供のときに、幾度も人格否定をされる言葉をかけられると、
条件反射的に自分に対して人格否定をするメッセージが頭によぎるようになるといいます。


この人格否定モードには、
自分の行動に対しての勇気がくじかれた状態になるともいわれる。


人格を否定する声が自分に対して他者から・自分から向けられたとき、
もっとも体に緊張が支配して抗重力筋などの体を支える筋肉が弱化するのです。
力を適正に出そうとしても虚脱してしまうんですね。



簡単な実験として、
自分の信頼される者から自分の不出来なところをだめなやつだといわれたとき、
たとえば、利き手を前にならえをして力を入れていた設定にしていたつもりが、
どうしても力が抜けてしまう。
それが信頼される者に、愛情たっぷりにきれいにしてくれるとうれしいといわれるならば、
別段、前ならえをした腕の力が虚脱することもありません。
(これは三角筋をインジケーター筋にした、筋反射テストですね)
おそらく実際にやってみていただくと、
五十肩等の腕などに問題がある人でもない限り、
上記のまんまの結果が出ると思います。


そうなってしまうと。。。
もし抗重力筋が虚脱するとどうなるでしょうか?


そうなると意識の力で操作可能な屈筋群を固めます。
そうやって起立筋のような抗重力筋がもろく体の支えを失った部分を補います。


それが、多くの場合、呼吸筋としての胸の前や腹部前等にしこりを多くつけるのを筆頭に、
その他の屈筋にも、たちの悪いしこりをはびこらせてしまうんですね。


自己否定や否定的な思考からおきる怖い抗重力筋の虚脱がおきたとき、
体ってゆがみだしもするんです。


こころの否定的な傾向性が
体のゆがみを作りもしますし、
ゆがみを緩めたり消しもする。





こころはからだの心強い味方にしたいものですね。



私もまだまだ未熟なものですから、
もっと、メンタル面の強化をがんばらなければ。。。