私も、日頃、ハードな施術が続くと、肩甲骨周辺ががちがちになってしまうこともあります。
それはよい施術をかなえるためには、
あってはならないことです。
ですがハードさが強まれば、
手を抜くか身を削るのか。
そのどちらをとるかといえば後者を選びます。
それは毎月といわず、毎週のように新たな施術法のコンセプトを実現化して、
それによっていつもとは違った身体操作を余儀なくされてしまう。
その変化の多様さについていくにも大変で。。。
できたかなと思えば、また次のステップの施術方法を思いついて、
先日とはまったく違った身体操作をすることを余儀なくされてしまう。
そのおかげで、右目の眼球ががちがちに固まりだして、
ピキーンっという内部の紐が切れたかのような痛みがしだして激痛がしたり
(これは肩鎖関節の真上にできるしこりが勢力を伸ばし発達した証拠です)
頭がぐるぐる回りそうな気持ちの悪い偏頭痛や呼吸の苦しさなどもともなってきてしまいます。
施術進化(変化)させようとするスピードに自分の体が追いついていけない。。。
身体操作の細やかかつ精度の高い使いかたを心がけており、
それなりの自信はありますが、体が持たないなぁ。。。
そんなことを思いながらも、結局は前進するんですが。
いままでは自作ていしんをつかってインパクト圧をかけてリリースをしていたものが、
つい先日からプルパに対して高速微振動を起こさせることでリリースするようになる。
そうすることでお客様は痛みがなく、不思議なほど患部のしこりが緩みだすのです。
お客様がそのプルパの高速微振動を活かした施術をうけて、
「鈴木さん! Good! ぜんぜん、痛くない! でもコリが溶けちゃってる!!」
とおっしゃていただけました。 ^-^
本当にミラクルな感じのリリースなのです。。。
そして数名からもリリースを実際に受けた塊になり動きを失った筋硬化著しい場所をお客様自身が触ってみると
「えっ、、、ゆるゆるじゃん?!」
というように感想をいただけました。
ただ、プルパの高速微振動を使ったリリース。
行き当たりばったりの思い付きなどではありません。
アイデアは、もともと偶然、プルパを振動させる際に、
自分の体の内側と共鳴し、内部的なリリースが起きていることに気づき、
そこから徹底して研究をしていった過程があります。
私が自分自身の身体を使ってリリース具合を検証に検証を加え、
リスクがなく効果が高いと半年よりかけて判断したものなのです。
実は、あまり私が日頃おこなうリリース方法と比べると違和感を感じそうなものでもあるので、
私自身、そちらのお披露目をどのきっかけですればいいのか、
判断を苦慮していたところもありましたし、
そちらの可能性をさらに引き出して理論面を定着させてからのお披露目がいいだろうと考えました。
そんなことをするとは聞かされていないお客様からは、
あまりにとっぴなやりかたただといわれそうなものでして。。。
そこを想像すると、どうも、、、もっと裏づけをもって武装せねばという気持ちになります。
それは私が確実に終生施術をするならば、
こちらのやり方は応用発展させていくような素質をもつものだと考えてのことでした。
そしてどんなに急いでも早くてプルパの高速微振動をつかう施術方法のお披露目は、来年の春ぐらいと考えていました。
ですがその施術方法を研究中のつい今しがたのころに、
長年、私どもの施術をお受けいただいているお客様が、
大変な重い病となられたとお伺いしました。
実際にお会いして、その場で症状についてお伺いして、大変に驚きました。
顔の表情にはあまり感情が出ないほうですが、こころのなかでは、
これほど驚き、さまざまなことを考えもしたことはありません。
そのような重篤な症状のときは、
私の日頃の施術方法は体が疲れて負担がかかってしまいます。
それは100%絶対にやるべきではないのです。
そう考えてどのようにすべきか、、、。
やさしい身体に負担がないボウエンテクニックは、
そのようなときは有効ではありますが、、、。
それだけでは、私の感覚では対処が弱いと判断しましたし、
お客様がおっしゃられた「この部分を深めに解いて欲しい」というところにも対応できません。
なのでそのときに、
日頃、ひっそりと研究して使いかたを吟味してきた極秘のプルパの高速微振動を使ったワークでした。。。
こちらのお客様から「生命力を少しでもアップさせる施術をしてほしい」というご期待に、
ほんのわずかでもこたえられればという切なる願いをこめて。。。
実際、今までは、私が自分の身体でずっと試して検証し続けてきたものです。
そこで十分に安全で負担も少なく、そして効果も高いという結果を得ていた。
ですが他の人におこなうことはこの日がはじめてでした。
そこが試されるような場面が、いきなり施術の臨床の場ででてきたというのは。。。初めてでした。
他の過去の施術法は、地道に他のかたへも試してデータを取ってからでしたので。
そしてそうする必要があるというのは、
施術を臨床でおこなう際の自身の体が、
スムースに動いてくれるようにする練習が必要だからです。
それは私自身の、人体実験での試験がパスしたところで、
最低限のリスクは取り除くようなところまで自分を痛めつけていますから。
その時点で何をしていいか、何をしてはならないのかをわかっています。
そこがクリアできて後の、他の人への施術なのです。
プルパを使った高速微振動の施術中のイメージが、
私のビジョンでできあがっているのか?
そこは最低限、必須なことです。
プルパの高速微振動を受ける施術を受けているお客様は、
「いったい、なんのこっちゃ?」という、
ものだと思うのですが、私の動きや音出しや方向や質などにも意味がつけられています。
そこがあって初めて私が思ったレベルのクォリティで効くのです。
それがある程度担保できているとすれば、
頭の中で、何百回とシミュレーションをし、
それに修正を加えて治し続けるようなシャドーボクシングのようなことを延々と繰り返ししていますから。
そこでのことや、今までの経験からくるものです。
そしてその症状をもたれたお客様に対して、
そちらの施術をメインにしてソフトにおこなわせていただきました。
しっかりと私の脳内でのシミュレーションは回をつんでいたおかげで、
迷うことなく体が自動的に動き出して、施術をはじめてくれたのです。
そこは自動的に思うまま動き出す自分の姿をほめてやりたくなりました。
ですがシャドーボクシングばりの対人シミュレーションをしてはいるものの、
実際に人が目の前にいておこなっているわけではないのです。
施術中の施術者がとらざるをえない不良姿勢、、、という必要悪、、、
その部分の目白押しがどっと来ます。
私の脳内での描く私の身体操作上の重心操作やつらい姿勢の保持などは、
脳内の自分像では描ききれるものでもありません。。。
そこが、どーんと身体に負担になりました。
(新たな施術法を採用して、それに慣れるほど工夫を凝らすまでは、、、これはいつものことですね。^-^;)
そしてここ数日間は、鼻かぜを引いてしまうほど免疫力が後退しているほど、
自分の体がかたまってしまっていた。
研究活動等で寝る時間を削りに削って3時間未満睡眠は当たり前でしたから。
さすがにこの状態が連日連夜はきついです。
施術中や研究時間中は気が張っていますし、
がんばれるのですが、そこの緊張の糸が切れると、気を失うような感じで。
そんな感じで、プルパの高速微振動施術方法を磨いてました。
同時に、アダプトゲンハーブの実験に、
そんな追い詰めた自分の身体を使ってみようとしてみたり。
アダプトゲンハーブの効果実験を身をもってできるならば、
と思ったものの、ものには限度がありました。
そのようなことで、「かなり自分の身体にも、負担を強いていたな」と。
いくら筋肉を緩めようと瞑想をしても気づきを増しても、
もうすでににっちもさっちもいかなくなった状態をみて、
あまりに「申し訳ない」という思いがつのりました。
そこで昨日は、6時間は遠赤外線サウナのスマーティに入って、
じーっとおとなしく時を過ごしました。 ^-^
かなり汗をかきました〜。
そのときにお知り合いの鎌倉FMでご活躍中のボイシストの鴇羽さんのラジオ録音のストックを聞きながら。^-^v
そのおかげで、身体もこころもしっかと復活できました。
ちなみにどのような状態が復活できたという定義かといえば、
私が自身の筋肉に、
「筋肉よ。
お前は過去に執着すべきではなく、切って捨て去れ。
未来にもいくな。
今を観察し、すべての感覚器官を動員し現実を感じ取り、賢明な判断を下せ」
というメッセージを送れば、
私の筋肉が過去の緊張を引き連れたまま生活をする硬化状態からは抜け出す。
それができているときには、こころが身体をうまく乗りこなせている状態で、
十分に戦っていける様子なのです。