”未病”という言葉をはじめてとなえた本、「黄帝内経」についての映像

未病という概念が中医学にはあります。

この言葉は、約2000年昔の中国書物【 黄帝内経( こうていだいけい、こうていだいきょう ) 】にはじめて出てきました。

 

病気になる前。

その芽を摘み取ることが大事だと書かれています。

ほんとうにもっとも!

 

 

日本人は特になにかと頑張りすぎてしまうといわれています。

心身を満身創痍へと置きながらも前進しています。

私も、まったくもってそういうタイプですから、 自分こそ反省しろという感じですが。

 

そのような折には自身が鳴門の渦潮に巻き込まれているかのようです。

上も下も左も右も前も後ろも、訳が分からなくなると思います。

 

自分の生きる姿勢を引きの絵でみれば馬鹿げたことをしている。

そんなことをしていたら、壊れるのも時間の問題じゃないか!

冷静になって他人を見る目で自分を見つめ直せば、 そうとわかってしまうものも、

自分を主観的に見ると、そうやって生きていかざるをえないと、

 

生活できなくなりたくないという恐怖心や

家族を支える義務感、

社会通念上そうすべきだという思いや理由から。

 

未病サインを、見てみぬふりをしてやり過ごし、

後になって病が表面化したときに大変なことになってしまう。

 

そうならないために、

そんなときに未病を説いた最初の【 黄帝内経 】を知り、

細かにポイントをとらえた教えの内容を思い出したならば。

 

そんなことを思うんですよね。

 

症状がでて治すのは、 不安で苦痛に耐えることになってしまいますよね。

そうなる前に【悔い改める】ことができたなら、

問題が出る前に解決することになるんですよね。

 

人は悩みむために生まれてきたのではありません!

悩みを解決するため生まれてきて、 解決する経験が人間的な成長・成熟につながります。

 

その解決へと気持ちをもっていくこともなく、

ただただ悩み続け時間や感情を費やすならば。

 

出てきた小さな問題を見ないようにするなら、

小さな問題で解決が容易だったものが、 大きな問題へ発展するでしょう。

 

解決が困難なステージへと向かいます。

 

そのままであればその後どうなるかを知ることで、

その悩みの芽を大きく育てずに、 小さいときに芽を詰めば、

それはどうっていうことない。

 

まだまだ自分自身で自然治癒が進められる内的な気の充実があるからです。

そちらをフルに活用しながら、

食事を変えたり、

人間関係を変えたり、

仕事の取り組み方を変えたり、

睡眠時間を伸ばしてみたり縮めてみたりして適正にしてみたり。

 

または適切な指導の下で生薬などを積極的に活用すれば盤石でしょう。

 

私は、未病でいなければならないという切迫感は必要ないと思います。

ただ未病の時期に解決していこうという知恵を持ち、

未病で治めることのできる専門家に相談できたなら。

 

そのような貴重なご縁が結ばれていたとすれば、

あなたが人生を送るときに役立ちますよね。

 

以下にとてもゆるーくわかりやすく黄帝内経の大切なポイントを語ってくれている映像を見つけ張り付けさせていただきました。

 

ご興味がある方は、ぜひ、ご覧ください。

私もこの映像は何度か繰り返し見ました。

 

120才まで、人間は生きられるように神に作られた存在だ…って、このようなところから来ているのか! ^-^; 面白いですね〜。

https://youtu.be/tzdmgmpfuDs 東洋医学絵本 やわらか黄帝内経素問 知りたい王様