マッサージのやり方ですが、
通常、揉みこんでみたり、押し込んでみたりというのが一般的ですよね。
でもそれと同様か、
ときにはそれ以上の成果をだすアプローチ法があります。
それは、、、。
「前後左右の肋骨の上にある筋肉」や背中の「起立筋群」をむんずとつかんで引っ張り上げてください。
筋肉部位か皮膚または皮下組織が硬化が進んでいれば、
つまみあげているだけですが、
つねられている痛みを感じてしまいます。
それゆえに、私は自分自身には、このリリース操作をしますが、
お客様におこなうと極端に不評で、リンパの流れが短期でよくできるとわかっていても、
なかなかできないアプローチ法のひとつです。
自分でおこなうならば、
痛みが強すぎない程度で調整してくださいね。
持ち上げた状態からのアクションは、
いくつかのパターンがあります。
・10秒ほど、持ち上げた状態をキープしてください。
持ち上げてキープしているだけでも、
呼吸をして肋骨部の筋肉や起立筋は大きく動いています。
それによりリリースがおこります。
特に肋骨部位は効率よく骨部の近所の深い部位のリリース効果が生まれています
・コリがきついようであれば、引き上げたまま痛すぎない程度で10回〜30回ほど揺り動かしてください。
そのときに引き上げる方向ベクトルを意識しより引き上がっていく様子を感じながら。
(これは意外にリリース場所が緩んでいくにしたがい気持ちいい感じです)
左側の脇の下あたりの、筋組織の層が厚みがない部分では、
特に女性はツッパリがあれば痛い場所ですが、
この部位の組織の張り付きが左側リンパ節の詰まりへつながり
乳がんにつながるという説を聞いたことがあります。
リンパの詰まりに対して揉んだり摩る以上に、
引き離すほうがをリンパ管の圧迫を開放させてリンパの流れを良くすることができます。
・筋肉持ち上げローリング
両手で筋肉を引っ張り上げつつ、少しずつ引っ張り上げる部位の位置をずらしてていく。
特に背中の起立筋群を下から上まで、ローリングをかけながら筋肉を引き上げていくと、
内臓部に改善をうながす兪穴と呼ばれる重要な経穴部分へ効率的に刺激を与えたり、
そのうえで免疫力をアップさせてくれる効果があるようです。
(これは皮下組織が固まっているときは特に、ほぼほぼ拷問に近い感じです)