「注文をまちがえる料理店」ってごぞんじですか?^-^

品川図書館で、たまたま手にした本。

注文をまちがえる料理店のつくりかた

 

医療書関係の棚に置いてあって、
「おや?なんで料理店の本があるんだろう」

 


ページをめくり飛び込んできた写真からは、
お年寄りのウエイターやウエイトレスが、満面の笑顔。


ざーっとページをめくっていくと、
認知症の方とふれあいをもてる機会を作りたいということで、
クラウドファンディングで資金を集めて企画なされた期間限定の料理店企画だ。
料理担当や福祉担当、その他のプロフェッショナルが後ろから支えておられる。


認知症のウエイター・ウエイトレスの方々やピアノを演奏なさる方の。。。
屈託のない笑顔や存在感に圧倒されます。


そこには「てへぺろ」のマークがしめすように、
ミスを自身で受け入れる寛容さと
ミスを受け入れる相手の寛容さに支えられています。


「注文をまちがえる料理店」URL
http://www.mistakenorders.com/

 

施術家は、「どうすると認知症の方が症状を軽減できるか」と頭を使って、
悩ましい時間を過ごします。
そのようなやり方が自分が培った能力を活かすことになりますから。
それが認知症のお客様の力添えになると考えてしまいがちです。

 

それも、そうするのが最良だと。。。

 


それが下の映像のように、
料理店へ足を運んだお客様と迎えるウエイター・ウエイトレス。
そしてお客様とのやり取りをみれば、
ずいぶん私は頭が固かったと思えてなりませんでした。

 

認知症のスタッフの方々には一生のいい思い出ができたのでは。

そういうのって、素晴らしいですね。

 

https://youtu.be/ZAZCveIj-Pg

rest mis order conceptV JP re

 

https://youtu.be/53OsFnNDAFw "

注文をまちがえる料理店 " 2018 レポートムービー

 


上のビデオの中に紹介されていましたが、
認知症の方は世界で35000万人。
2050年までには1億1500万人に増えると予測されている」

 

もし私たちが認知症となったときに、
あかるく受け入れるような人が増えていたら。
天国があらわれたような気持になるでしょう。

 

意義深いことをなさる方々がおられるものと、
感動しました。 ^-^