ネフライト「軟玉」の神経系の作用

ホットストーンで「神経系」に対し、人体へどのように作用させればよいか?

神経系とは、経絡への気の滞りを通させるという意味にもつながると考えて、
ベン石を用いてアプローチするというので十分なのだろうか。

ベン石の気の流れをよくする作用は、
経絡の中の滞った気の流れを促進させる効果がある。
それがすなわち神経系に対応していると考えていいのだろうか?

でも、違うような気がしてならない。。。。

いまひとつ思うような結果が得られずに、
疲れ果てて寝ていた時のこと。


手元にヒスイのホットストーンがあった。
丸みを帯びた形状でサイズは9x7cm。
オリーブ色をしている。
軟玉、またはネフライトとも呼ばれています。

ネフライト JPG.jpg

 

 

直感的にこのヒスイのホットストーンを、
下図のように仰向け寝で腕と胸の付け根あたりにおいてみた。

 

翡翠 軟玉2.jpg


すると数分もしないうちに、
右の腕と胸の付け根に置いたときにだけ、
右鎖骨部周辺や足の付け根(特にハムストリングスと臀部の付け根あたり)、右腕、その他、いくつもの個所が小さなけいれんを起こした。

これはおそらく右腕の付け根に蓄積した委縮した力の作用が、
現状けいれんを起こした部位にまで影響を与えていたといこと。

 

別にヒスイのホットストーンでこすってみたわけでもない。
それに加熱器で加熱してもいなかった、適度に冷えたヒスイ。
それを乗せただけで10分前後の長い時間にわたり、
自己解放が起きたのです!


デスクワークで詰まった感じがあっただろう腕と胸の付け根あたりだけでなく、
体全体がすっと整えられてすっきりした感じがするではないか!
本当にささやかすぎるほどのけいれんを10分したのちには、
数時間寝たのと並ぶほどの安らぎと体力の回復を感じました。

 

日本のヒスイについての人体に及ぼす作用について書かれたサイトには、そのような解説はない。

それでもしやと思って英語のサイトでネフライトを調べてみました。

神経系を落ち着かせ、免疫系を強化することができます。
 この石は、血液の浄化と血液循環の改善に役立ちます。
 体内に蓄積する毒素の除去を促進し、目の問題の治療に役立ちます。
  妊娠中または出産しようとしているときにも優れた石です。
 最後に、ネフライトは胃のむかつきや心臓、肝臓、腎臓に影響を及ぼす
 他の障害の治療に効果的であることが知られています。」

 

まっさきに 神経系を落ち着かせ、とあるではないですか。
私も、ここまで露骨にヒスイのホットストーンを乗せただけで自分の体に反応が出たのは初めてです。


それで驚いておりまして。


本当に何がどういう仕組みで、私の神経系に作用したものか。。。
それも厚めのジーンズ生地のシャツの上に置いたため、
ヒスイとの直接的な接触もなかったものでしたから。


謎です。 


そして3つの同型のヒスイのホットストーンを順番に作用具合を調べてみました。
するとどれもが同程度に私の神経にかかわる異常を取り除くものではありません。
ひとつが特に優れていて、他はまぁまぁという差があります。

 

私自身の体が敏感に石の影響をキャッチしやすい体質だからそのようなことがあらわれるのか、
それとも他の人にも表れるものか。。。
それは現状ではわかりません。
ただ何らかの神経へ作用する力が働いているということは、実感することができたということです。


ちなみに。
ヒスイと呼ばれる石には、2種類あり、それぞれ成分が違います。

現在では、ヒスイというと「硬玉」が高価な宝石として扱われています。
富山県朝日町のヒスイ海岸で採取できるヒスイは、「硬玉」です。

ホットストーンに使われる「軟玉」は昔から中国などの王墓の棺のなかの仮面などに使われていた神聖な石でもあります。
「軟玉」は、文字通り柔らかさがあるため加工がしやすい。
産地も多く存在しているため、比較的安価に手に入ります。


もしかしたらこのヒスイのホットストーン。
使いようによっては、
神経系の緊張を緩めてくれるという力が、
錐体外路系の自己治療に作用させられるかも。

 

ヒスイをどう使えばいいかという資料はないので、
これから試行錯誤のうえでの気づきによって編み出すしかありません。

 

ただヒスイが神経系の癒しの影響力がことのほか強力であれば、
施術でもそのヒスイの力を借りた錐体外路系の自己治療モードの誘発が望めます。
私に起きたような軽微な痙攣で体の内側のひずみをほどく自分の意識で起こせない作用。
それが誰にでも目に見えるような形に出てくれるとは思えませんが、
目に見えない軽微な変化として表れている可能性があります。


軽微な痙攣などによって起きる変化ほど、
いったんその変化が起これば定着しやすいという性質があります。


つまり体の状態が、一気に大幅に変化させられた作用が起きると、
体の内部にあるいつもの慣れ親しんだ状態に戻そうとする恒常性が働き戻りが生まれますが、
非常にささやかで軽微な振動や痙攣等では変化が小さいため、元の悪かった状態に揺り戻さずによい状態を定着させるのです。

 

一気にヒスイのホットストーンの私の評価がアップします!
頼もしい道具となるでしょう。

とりあえず、昨日、もう一つだけ、この形状のヒスイのホットストーンを注文しました。

 

理想は資金力にモノを言わせて大量にヒスイのホットストーンを買って、

どれがさらにパワフルな神経系に効きそうかというをみれればいいのですが。

予算の問題がありまして、そうもいかないもので。。。