272円のグリップ型ベン石を、ベン石入門として買ってみてもいいかも。。。

先日、同業のお世話になっている先生から、
「ベン石の握って施術ができる270円台のやつって、どこにあるの?」
という問い合わせを受けました。

2020年3月17日現在、
価格は272円!!

中国から来ますから納期がかかりますが、
驚きのリーズナブルな価格です。


Amazon経由で購入できます。

https://amzn.to/2U8xbU9

 

ベン石の握るやつ.jpg

 

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「ストーンニードル」というのが「ベン石」のことです。


<ストーンニードル>=<石でできた鍼>

これは古代中国では鉄やステンレスの鍼はなくて、
ベン石を針状にして皮膚刺激をしていたんだそうです。
それが当時のベン石の採掘場が枯渇してベン石がとれなくなったとき、
鉄等の別の素材を使ってベン石でおこなっていた皮膚刺激をしました。

そのような流れなんですよね。


またベン石を温めて皮膚に押し付けて温熱刺激を加えて邪気を浄化した様子も、
古代中国の遺跡の中から見つかっているのです。

ストーンニードルと同様に、ベン石が採掘できなくなったときに、
「じゃ、ベン石による温熱刺激以外のやり方はないか?」と試行錯誤の上、
中国の<お灸>ができたというのです。

鍼灸の歴史的な流れの源流に、
「ベン石」があるというのは興味深いと思います。


現代では新たにベン石の採掘場所が見つかったため、
再度ベン石を使ったマッサージツールが供給されているのです。

私は数年前に<ベン石>が「隕石由来の生成過程を経た石」と知り関心をもちました。
ただ当時はマッサージツールとしてベン石が手に入る環境ではなくて、
ベン石のサンプルが欲しかったもののあきらめていました。

それがベン石が、強力に血を浄化していく力を持つと中医学研究の過程で知りました。
邪気が瘀血(おけつ)として体内に溜まってしまうことで、病を得る仕組みがあります。
ベン石による患部へのアプローチ。
それは大きな邪気を浄化させるプロセスに貢献するのではないか?

当時はテキストや映像では見ても、自分での効果の実体験はありません。
未体験ゾーンでした。


やっぱりそのようなときは、
私も高価なベン石を中国業者経由で納期が長期待たされたり途中キャンセルにあったり、
さんざんな苦労をして、いきなり手に入れる前は、
安価なベン石を手に入れて自分の施術にいれられるかどうかを探りました。


そのような意味合いで、
まずはベン石を試したいという人にとって、
このツールは安価なものの最たるものです。
送料込みでこの値段ですから。^-^


人によっては、施術をする先生のスタイルによっては使えなさそうという人もいるはず。

それはなぜかというと、このような器具を使った丁寧でわかりやすい施術解説書がないんです。
買っても、他から学ぶことができずに、白紙の状態で使い方を工夫できないと使いきれません。


でも、、、272円なら、
究極、自分の足裏を押すための専用ツールにしてもいい値段でしょう。


ちなみに送ってくるときには、しっとりと上品な黒々した感じではないでしょう。
鼠色でうすら汚れた石という感じです。

それを観て「こんな粗悪品!」とAmazonのカスタマーレヴューで書き込みをしている人もいます。
ですがそれは間違いですね。

最高級のベン石ではないため、石のきめ細かさは最高級とは違います。
最高級のものは持った時の感触が違い肌に吸い付くような感触ですね。

ベン石にも松竹梅のような等級があるんです。
それはさすがに272円じゃ買えません。
「泗(し)濱(ひん)浮石(ふせき)」と呼ばれる高級なベン石は、
その数倍から数十倍の価格になります。
私が使っているベン石温熱器は「泗濱浮石」の高級な石を素材として使われています。
やはり熱の伝わり等が、等級が低いものとは比較にならないような気がします。

 

だからこちらのベン石は、
「ベン石ってどういうマッサージツールになるの?」というお試しをしたいとき。
いきなり高額なものを買うのもリスクがありすぎですから、
まずは安価なものを手にして感触を確かめてみるのもいい。
そのような位置づけて試していただければ、よいでしょう。

 

ただこちらのベン石も、そんなに悪くはないものです。

オイルマッサージをするときにオイルを吸ってしっとりしたり、
自分の肌を直接的にこすると不要な皮脂を吸収して黒くしっとりしたコンディションとなります。
滑らかさが変わっていくのです。