私個人のフェイスエリアの課題をスモールサイズのベン石温熱器で、ケア(詳細解説)

私個人のスモールサイズのベン石温熱器での特定部位のリリース実験。


顔のダメージがスモールサイズのベン石温熱器でどうなるか?.jpg


(1)おでこの骨の変位とその放置により生じた脂肪層の蓄積

30年前に私が大学に通いつつバイトをしていました。
電気工事のバイトで、新築工事中のビルで鉄骨に軽くコーンとぶつかった拍子に、
できた骨の変位です。

骨は硬くて曲がらないとか、打ち付けても凸凹にならないとか、、、は誤認です。

骨はしなやかにしなるグラスファイバーのような曲げては戻る弾性や塑性力の高さがあります。
だからプロレスで関節を決められて骨が折れそうな技をかけられても、容易には折れません。

ただ打ち付けられたときは容易に骨がへこんだり、でばったりという変位は起きます。
たとえば、縦に骨を設置して寸を縮まるような圧をかければ、その骨は素直に短縮するような変形を起こします。
それが骨の持つ構造的な再生範囲内であれば元に戻りますが、
越えた変位がおきれば一生ものとなります。

私の左おでこがいい例です。

それゆえ、頭を打ち付けてコブができると、その周囲の組織の張りが影響してきます。
たんこぶがかっこ悪いというだけの問題ではなくなるのです。

局所の痛みや不快感のみならず、
それがもとで頭部の縫合部分という
ギザギザした接合部がずれて正常な組み合わせから離れてしまうのです。

それにより頭蓋骨の全体の開閉がうまくいかなくなるという後遺症が遺ります。

ちょっとした不注意でできたおでこのコブですが、
これひとつによって、左半身への影響がその後に暗い影を落とすことになりました。
呼吸のしくみと、脳脊髄液の送り出す仕組みなどを勉強することで、
「なるほど、そのような問題が生じていたのか・・・」とわかり腑に落ちたことがありました。


・自発的な呼吸のリズムに異常が生じます。
・脳脊髄液という脳内で作り、脊髄神経へと頭蓋骨の開閉のポンプの力で送り出す液体が減少する。

などの問題がでてきます。

 

頭部の縫合部分のずれる仕組みとしては、多年にわたる現状が悪化したままで維持している方は少なくないでしょう。

そして外傷性の問題がなくとも、
他にも縫合部分のずれがほどけにくいほど固着化してしまうケースがあります。
出生時の状況や、
その後の姿勢やストレスの顎関節や頭部皮膚へのかかり方によるときです。


そのようなときには頭蓋仙骨治療のような手技療法で改善を図ることはできますが、
長年放置して変位固定化が進んだ私のケースでは、容易な対応で改善できるものではありません。


コブの上にできた脂肪層は十分に熱で溶かして流すことは可能だと思います。

もしかしたらですが、その下の骨の出っ張り少し複雑な変位をした部分の骨部を動かすものではなく『骨膜部』のよれを意識して、
まずは骨膜部のよれを正して周囲を正位置へと引き延ばすようにしていきます。
それをある程度回数を繰り返してくことにより、骨膜部の異常が解消されたとき、
可能性としては高くはないかもしれませんが、
その下の骨部のカルシウム層でできた部分にも骨膜部の正常化による影響が得られることもでてくるかもしれません。


そのようなイメージの作業は、スモールサイズのベン石温熱器を使えば、
自分自身への圧を調整しながら解くということはできそうです。

 


(2)左耳上にある皮膚層が骨に強固に引っ付けられてしまったことにより、徐々に広がった左側のもみあげ当たりの肌荒れ

以前、重い眼鏡をかけていたとき。落とさないように強めに耳の上で固定させていました。
その影響が大きいものと考えています。

おそらくこちらの場合は、耳上の骨部分と皮膚層が強固に癒着したということで、
まずは皮膚層を少しずつ回数をかけてリリースをおこなっていく。
以前に眼鏡をかけていて締め付けた部位に問題が潜んでいることはあきらかですから、
その部位をしっかりと。
そのほかの徐々に肌荒れが広がってきた部位には、骨へ至るような根深い問題とはなっていないでしょう。
そのような問題が浅い部分のほうが神経がまだしっかり反応していて痛覚や熱を感知する神経がしっかりしていますので
かえってお灸をすえられたような熱さを早々に感じ始めます。

ただこのような場所もリリースを繰り返していくと、
やがては熱さを感じなかった根深い患部だったが熱さを感じ始めるようになります。

現状での推測ですが、こちらの肌荒れ状態部分については、期間がどれほどかかるかは未定ですが、改善がみられると思います。

 


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以上、私の頭部関係というよりも表情筋部分に係る主訴と呼べる部位について、
かなりあからさまに書かせていただきました。


ただし実際に表情筋を全体で解いていく過程で見つけられたのは、それ以外部分でも骨への表情筋の癒着は、
しっかり解けば解くほど多く見つかるものだということです。


スモールサイズのベン石温熱器で、
これらの問題部分が改善へと向かうならば。
アンチエイジングとしても表情筋を改善させるという場合にも、
これらの部分が緩めていければ、良好な変化が見て取れるようになると思います。
一般の方が個人でベン石温熱器でリリースをするときには、
筋肉の流れに沿った形で解くようにするといいでしょう。

 

美顔効果の高いツールとして、顔を左右を整えたり、目の大きさや、口角の高さや位置など。
うまく骨の膜の、骨膜レベルで緩めていくというイメージをもって筋肉の流れを感じてリリースすれば。

いまさらながら普通の美顔用ツールとしての便利さに驚いています。


いろいろと改善できそうですね。

 

 

ただし一気に解きすぎると、カラダのバランスが大きく変わってしまうため、
それがもとでぎっくり腰のような状態へと陥る場合があります。
そこだけは注意をしたほうがいいでしょう。

それにとにかく一気に好転反応がでてきているようで、眠くてだるいです。

 

 


ただ、お客様の中で、「このツールを使ってください」と、差し出したいお客様がいるのです。
そのときが来てほしいと願いつつ、いまは必死に使い方の検証をしています。