スモールサイズのベン石温熱器を購入した先生方!それを使い、頭部等の凝りを緩めましょう。^-^

昨日のこと。

私の所へお通いいただいている同業者の先生から、
「スモールサイズのベン石温熱器を注文して中国から届いたよ!」というメッセージをいただきました。

スモールサイズのベン石温熱器1.jpg


新たな機材を手にすると、うきうきするものです。

 


箱のなかには、本機とアダプターとUSB対応専用コード、袋のようなものと、
簡単な中国語の取説が入っているのです。

中国語の取説ですが、作りが単純なものです。
使い方は5段階の温度設定ができる仕様です。

スイッチを一回目押してみると赤いライトが着きます。
それが一番の高温設定です。

それから一回押すたびに色が変わります。
<(1)赤-(2)緑-(3)青-(4)水色-(5)緑 >という順になり、
徐々に温度が下がる設定となります。

スモールサイズのベン石温熱器スイッチ.jpg


そこは中国製ですからそれぞれの機体ごとに設定が一定の温度を保証するものではありません。
機体ごとに熱さがマチマチです。
つまり一番の高温の設定の赤でも、
熱さが足らない感じの場合もあるし、
驚くほど熱いものもでてきます。

手に入れた機体を使い慣れていくうちに、
自分が必要な温度設定の色を割り出していく必要がありますね。

 

話が変わりまして。。。


精神的な安定は、頭部の緊張があると必ず乱れるといいます。
不安定な精神状態では、よい公正な判断をして、これからを乗り切ることができないでしょう。
そう感じていますから、セルフワークで自らの頭部のリリースを先へと進めることには、
今の時代、非常に重要性が高まっているといえるでしょう。

 

私は現在、スモールサイズのベン石温熱器を使って効果的に首や胸、頭部等をリリースする方法を、
実践的に研究中で試行錯誤をしているところです。

 

適当に、スモールサイズのベン石温熱器を発痛する患部に押し当てて、
ぐりぐりするだけでも気持ちいいものではあります。
だがそれのみでは、気持ちいいだけで終わってしまい、深さが足らない。

やり方を工夫すれば何倍もの利が自分に返ってくるでしょう。

 


まだ詳細をお伝えする段階ではありませんが、
頭部や首、胸などへアプローチをするときに、
座位や立位で自身でベン石のヘッドを押し当てるやり方は手軽ですが、
十分なリリース成果を享受できませんね。

スモールサイズのベン石温熱器の持ち手の柄を、ぐいっと強めに握ってしまう傾向が出てきます。

そのようにすれば動かす側の肩や首、腕、胸などは屈筋群を固め緊張させますし、
ベン石温熱器を握っていない側の肩や首、腕、胸などの伸筋群を固定させて緊張させる状態を作ります。

すると首や肩、頭部などを筋力で押し込むという筋緊張によってしょうじさせるパワーが、
リリースをしようとするときにかかわってしまうため、
頭部や首などの患部も自然に力みが入ってリリースの深度が浅くなってしまうようです。
それではもったいないですね。


もし自己治療という範疇で考えるなら、もうひとつ、やり方に工夫を加えるべきです。


一番シンプルな方法は。。。。
そんなときに、誰かにベン石温熱器を託してマッサージをしてもらうという選択肢をとれれば、
課題はクリアできるのですが。

困ったことに、私の家にはそのような人はいません。
あくまで、自分ひとりで、賢く対処する工夫が求められます。

 


そこで私がおこなっている工夫を紹介いたします。

ひとつは、ヤムナボールのゴールドを頭の下において、ヤムナメソッド仕様の圧を取り出すということです。
ヤムナボール・メソッドのゴールドボールを頭の下に置くポジションで、ベン石温熱器のヘッドでずり圧をかけるのです

スモールサイズのベン石温熱器とボール利用でリリース具体的に.jpg

 

頭部の凝りのリリース場所.jpg

仰向けに寝て、頭部のフェイス全体や首や顎下、胸の前面(胸骨周辺を特に注熱)にアプローチをします。
側臥位になり、頭部のこめかみや顎の横などの側面や首の斜角筋などへとアプローチをします。
頭部の背面部の頭板状筋や首の筋肉の後面も、側臥位でアプローチをしていきます。

腋下の狭窄部 特に左側.jpg

側臥位で、腋下とその下の狭窄気味の肋骨部分や肩甲骨の大円筋・小円筋を温めて緩めることが、最大級に大事なことです。
腋下等の肋骨部位は、スモールサイズのベン石温熱器がアーチ型のくぼみを活かせば、しっかりフィットさせて深く入ります。

実は、肋骨の肋間筋部分への深めなアプローチができるということが、
スモールサイズのベン石温熱器を手にしてもっとも私が狂喜乱舞したところです。
ここを解けるツールが、私には見つかりませんでした。

腋下部分はしっかり丁寧に時間をかけてスモールサイズのベン石温熱器で緩めると、
数日間、触ると痛みがあることを感じます。
よりつまりが深刻な左側に痛みが続きます。
それでいいんです!それがいいんです!
この部位の肋骨は心臓前の位置にいく肋骨です。
この肋骨の可動がおかしくなって心臓を圧迫することがおきれば、
心臓の活躍スペースが窮屈になり、循環器全体に問題が起こります。

それはわかってはいても、この左側腋下の肋間狭窄部を緩めるには信じられない激痛がでて、
容易に緩まることはなかったのです。
オステオパシーの手技のマッスルエナジーでもカウンターストレインでも、
成果はやらないよりもマシ程度でした。
それは私の場合でもありますが、
多くの体質的不調を持った方々も同様なことが起きているケースが散見されるのです。

 


私自身、いろいろとやり方を工夫して、
できるだけ力まずに自分の手の重さという重力を活かした刺激をもってリリースをするようにしています。
そうすることで深い部位の芯までスムースに圧や熱が届けられて、リリースの成果は高まってきました。


ただ刺激を与えるベン石温熱器のヘッド。
私には使いこなすのも慣れてきましたが、
初めて使う人には、エフェクティブな使い勝手の良さを生み出す形状に戸惑うかもしれませんね。

 

実際にセルフワークをするためには。
まずは状態検査が精妙にできて、その後に進めるものです。
その時点で自己認識があまければ、根になっている部分を改善させられず成果は、そこそこです。
自分独自の体の特徴を知って、どのようにリリースをするといいかをわかってセルフケアをすることが大事なので。

必ず体から「サイン」が出ているのです。
一般の方には、それをサインとは気づきませんが
施術者には予備知識があってその情報を読み取れています。


ここが一番のポイントです。


そこだけは施術者の知恵をしっかり得て参考にしたほうがいいでしょう。
そうしないと本来登るべき山を見つけられずに、谷に落ちるリスクがでてきます。
セルフケアといいつつも、
実際は現状のいびつに固着した筋膜を緩めてほどくという作業ですから、
そのほつれた部分の解き方がわるかったり、手順違いを深々とすると、
かえって体を壊していく危険があるのです。。。

 

自身の特徴をよく知りつつ、解き進めたいですよね。

リリースしていくうちに、さらに解くべきところが見つかりますから、
自身の状態の見立てを固定せずに、常に刷新する気持ちで取り組むといいでしょう。

そのうえで、どの部位を、どの程度の力具合で、どの方向性をもって、どのような温度設定で刺激を加えるか。
他、いくつかの条件を設定して対応していきます。

 


現在、私は自分の頭部などをモデルとして、
意図的に過剰な刺激を与えることによる弊害はどうかなどを調べています。
かなり無理を強いて、頭はくらくらすることもあるのですが。
イメージしていたほどの問題がおきないのが意外です。

以前の私の自作ツールでは、痛さが激痛で耐えられないほどでしたが、
スモールサイズのベン石温熱器を使うと耐えられるのです。
むしろ、ベン石温熱器を使ってのリリースは暖かくて気持ちいい。
苦も無く解き進めていけます。


昨日は室温が30度を超えて汗をかいてしまうほどですが、
ベン石の温かさは、
適量であればまったく嫌な熱さを感じることはないですね。

 

 

数か月前のスモールサイズのベン石温熱器を使って頭部を緩め始めたときは、
頭部の表層筋部分に硬さがあったため、
芯に響くような刺さって通すような浸透する熱に驚きました。

ツーンと刺さって熱が入る感じです。
それを何度か繰り返すうち、「ツボが消えました」。

ツボと呼ばれる経穴は、
状態が悪化するとできるというもので、
コンディションがよいならツボはないんです。
つまりだいぶ頭部のツボが消えたんです。

頭部の芯にくるダメージ個所の影響が、ほんとうに根強いものがあったのです。
根っからの緊張してしまう性質は、顔の表情筋のこわばりからもきてたと思えるほど。
その存在をわかっていたため、ちょっとやそっとじゃ消えないだろうと思っていたのです。

 

そこも明らかに普通の人ほどに収まりがついてきました。

 

・・・ただ、自身の頭部等を触って骨部と筋、腱部を触って分けていくと、
まだまだリリースできる個所が、どっさり残っている。 ^-^;

 

 

これらが緩くならなければ、正常に脳脊髄液が全身に流れることもないでしょう。
頭部の血液の取り入れや排出の循環サイクルにも影響が出ている。
そして後頭骨の動きが制限を受けることで、仙骨の動きに悪影響も出続けています。

普通程度の状態まで頭部の筋がリリースできても、
想像以上にネックが潜在的に隠れていますね。
自分のカラダの観察からの発見です。


そのような状態のリリースをバックアップさせる意図をもって、
私はゴツコラ(和名:ツボクサ)の研究にも取り掛かっているのです。
ゴツコラを日々、少しずついただくことで毛細血管が拡張して筋膜リリースをスムースにしてくれます。
これは強力な援護射撃になるでしょう。

いまは、日々、適量のゴツコラをいただきながらのフェイシャルリリース。
それは体の外からの刺激をするのみにとどまらず、
ゴツコラのおかげで毛細血管が狭まった部分を拡張してくれるので、
まさに体の内側、それも奥のほうからもスムースに反応しやすくなって
体の組織的に若返るようになっていくでしょう。


それが推測どうりとなるか?

でもゴツコラの利用は私が考えたことでもなく、
アーユルヴェーダでは5000年以上も前から今に至るまで、
アンチエイジング指向の効果を期待してもちいられ続けているのですから。

仕損じるのも難しいでしょう。


何か期待感を感じますね。
これからの変化が楽しみです。

 

最後に余談ですが、
美容整体をしている先生から、
「また鈴木さんの顔の左側のかさかさした肌荒れがよくなってきてるね」と改めて言われました。
私も、カサカサしていた肌荒れ部分を触ってみると、
以前よりさらさらに近づいているのがわかります。

そうやって、他の人からも成果を語ってもらえると、やる気も出ますよ!^-^

あと半年くらい継続すれば、
多少は写真写りがよくなるのか?!

 

ぜひ、スモールサイズのベン石温熱器を購入、入手した方々は、
セルフケア、楽しみながらやってみてください。

大きな成果が期待できるでしょう。