骨密度とコラーゲン生成サポートをするゴツコラ(和名:ツボクサ)

骨粗しょう症」という言葉を、お客様からのメールで見かけました。
お客様ご自身のことではありません。
心配です。

施術をするものとしては、骨粗しょう症に対しては、
骨折に気を付けて施術をするということしかできません。
そして根本的な「骨粗しょう症」対策の施術自体、
見つからないのです。

 


だったら、施術以外に、なにか、いい手はないだろうか?

 

 

張りのある若く美しい肌。
そして力強い筋肉と、体をしっかり支えて幹細胞を骨髄で作り出す骨。

そのおおもとはというと、「コラーゲンの質と量」に関係しています。

Wikipediaにて
コラーゲン(英語: collagen、ドイツ語: Kollagen)は、
主に脊椎動物の真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成するタンパク質のひとつ
多細胞動物の細胞外基質(細胞外マトリクス)の主成分である。
体内に存在しているコラーゲンの総量は、ヒトでは、全タンパク質の約25%を占める程多い。
また、コラーゲンは体内で働くだけでなく人間生活に様々に利用されている。
皮革は動物の皮が用いられているが、主成分はコラーゲンである。
コラーゲン注入剤は美容目的の医薬品である[1]。
ゼラチンはコラーゲンを変性させたものであり、食品、化粧品など様々に用いられる。』

年齢により「コラーゲン生成量」は変化するといわれています。
若い20代のころは、体の中で最大面積を占める臓器である真皮(肌)は、
カラダの内側で十分なコラーゲンを生成する機能が働くことにより張りがあり美しく、
カラダの外部からの不要な刺激をブロックすることができました。
同様に軟部組織の腱や靭帯も、そして骨や軟骨組織のようなゼラチン質にも力強さがあります。


ネットで調べてみると、いくつかのデータがありますが、
それがコラーゲン生成のピークを過ぎた後は下降線をたどることになります。
性差により女性は閉経にともない骨密度が急激に低下します。
皮膚コラーゲンは、40代からなだらかに低下していきます。


年齢別皮膚コラーゲン量.jpg

 

骨密度曲線はコラーゲン生成量と正比例していく関係上、
女性は閉経後に骨粗しょう症にかかりやすいといわれております。


過去には骨密度をあげるために、カルシウムをと考えて牛乳等を多めにいただく人もいたのですが、
現在ではカルシウムを多く摂取したとしても骨密度が上がることがないことがわかってきました。


そうです。
先ほど申しましたが「骨密度曲線はコラーゲン生成量と正比例」しているわけです。
体内のコラーゲン生成力をパワーアップさせることができればうまくいきそうです!

だったらコラーゲン組織を食物から積極的にいただくことでよいのではないか?
ゼラチンを含むお肉をいただくこともいい。
他、植物性のコラーゲンの顆粒製品もでています。

それらをたくさん食べれば、きっと、それが自分の体の中のコラーゲンになる!

と。
そう考えたいところですが、
残念ながら、、、。
コラーゲンを含む食品を食べてもそのまま自分の体内のコラーゲンに転化してくれはしません。

 

 

ここで、ゴツコラ(和名:ツボクサ)の出番。

アンチエイジング効果が高いと世界保健機構にお墨付きをいただいたのは伊達ではありません。
こちらのゴツコラの特性のひとつ、体内のコラーゲン生成させる機能を活性化させる成分が含まれているのです。
私にとってそれは薬効成分といってもいいような、ありがたい成分。

年齢が、~30代くらいなら自前のコラーゲン生成機能の発揮で治せていた、傷や瘢痕。
またはシミやしわなども。
体内でコラーゲン生成機能を高めることで治りがよくなります。


高齢になればコラーゲン生成力が低下して軟骨組織を作る量が減って膝軟骨などもすり減ります。
すると膝に水が溜まって痛みがでたり。
そのような症状は、原因が明瞭でありますが整体院等の、骨格矯正で関節の詰まりを改善させることはできても、
すり減った軟骨組織を補うことはできません。
もちろんゼラチンがたくさん含まれる食物をいただいても、
膝の軟骨量は戻らないのです。

骨密度もコラーゲン生成量が減少すれば正比例して低下するわけですから、
転倒などによる骨折リスクが高まります。


そうなりますと、お医者様へいくことでいくつかのお薬を処方していただけますので、
筋弛緩をさせるようなものなども含めて、とり続ける必要が出てきます。


ですがインドネシアやタイ、ミャンマーなどの国々では、それはできません。

そのような場合、アーユルヴェーダ医の心得がある先生は、治療目的としてゴツコラ(和名:ツボクサ)を勧めます。
もちろん症状により他の薬草等を処方することもありますが、
ゴツコラの場合、多くはタイ料理の屋台でも食品として食べられているようなもので、
摂取しても一部の症状を持つもの以外は安心です。
食後、一時的に心臓をより強く鼓舞させる作用等はあります。
他に、コラーゲン生成量を高めるというような作用により、体内の毛細血管などの新たな分化を促進させていく、
じわりじわりと体の内側から変化させていく作業がなされ、それにより長期にわたる効果が期待できます。

 


ゴツコラの作用は脳血管という、
非常に血管量の多い部位にてコラーゲン生成量量を増したことによるメリットは大きく感じられるでしょう。
ですがそれだけではないようです。
それは同時に体内の「慢性炎症」化した部位へと血流を起こします。

もともと慢性炎症の手前の炎症は、なぜ起こるのか?

たとえば、転倒してカラダをぶつけて青あざをつくるとき。
痛みに顔をゆがめ炎症作用からくる痛みに耐えることになります。
炎症が起きている部分は、どくっどくっと血管が高鳴り血液が他の部位以上に優先的に送られるのです。
そうやって多量に供給された援助物資を用いてダメージを受けた傷の血を止めたり細菌を殺し膿ませてかさぶたをつくり。。
早期復旧を図るのです。
もし炎症反応が出ていなければ。
または炎症化していても、
「痛み」という血液をその場所へ誘引させる知らせがなければ。

治りが非常に遅くなります。
なかなか治らない状態が継続するのです。

過去には病院で手術をしたときの後に出る痛みを、麻酔で軽減させていたのですが、
現在では痛みに耐えられるようなら麻酔を使わない処置に変わってきております。
そうしたほうが早期に治りますし傷口もしっかりと塞がるからです。


慢性炎症化した組織は、ダメージを蓄積した組織です。
だから血液を欲して、その古くなりあばら家と化した組織を改築したいのです。
そうする必要があるはずですが、もうすでにその炎症が慢性化した部位は血行不良が著しくなっている。
炎症が起きても痛みを感じるための痛覚用神経を興奮させる酸素が供給されてはいないため、痛くない。


血液検査をするときに、止血帯をして血を抜くと痛みが軽減しますが、
血が行く量に比例して痛覚はコントロールできる好例でしょうか。

さっき転倒して作った青あざ部分には痛みを感じて血が行きますが、
慢性化した炎症を起こしている部位には痛みがなくダメージ組織の回復に十分な血液量を供給されない。

そのような体内の奥に隠れた痛みから見放された炎症が慢性炎症。
静かに慢性炎症は成長し、取り返しがつかないほどの大きさとなれば様々な実害を表出してくる、くせ者です。
あばら家と化した家が倒壊して、家人が亡くなるほどの大災害として現れることもでてくるでしょう。

抽象化した説明ですが、そのようなものと印象を感じております。

 

そういった痛みが感じられないほど血行悪化した麻痺側組織も、
コラーゲン生成量を高めて血管を補強すれば状態を変化できる。

つまり血管だらけの脳組織に顕著なIQの改善がみられるなら、
他の体内全体でも血管の状態を改善させて、
倒壊しかけた危険な炎症を見つけだしてくれる。
そして通常の建て直しすべき物件としてリストに載せてくれるのでは?

西洋医の薬のような薬効成分の強さや即効性はない。
ですが自分の体の内側を振り返り、気づかなかった部分を覗き込む目を取り戻せる。

そのような期待を持っております。

 

 

 

私がゴツコラをいただくようになって、だるさや急激な眠気が襲ってくることがあります。
意識が失われる寸前の眠気です。
体内の頭部以外への血流を増すルートができて、そちらに多量の血を回しているのでしょう。
脈診で診れば、悪くありません。
体温は、現在36.5度を常時キープしています。
(ゴツコラを食べる前の体温は35.8度)
そして一時、体臭が数日間、変わったときがありました。

実際はゴツコラのみによる成果検証ではなくて、
同時に、ベン石温熱器でのケアや、最近はシリコンカッピングも合わせた場合を知りたかったので。
ベン石の温熱効果やカッピングによるリンパケアなどによる排毒も効いてのことでしょう。

カラダの内部では何かが起きている。
そう感じられます。

特に、筋組織自体は全身的に柔軟性が顕著に高まりました。

 

自宅にゴツコラ(和名:ツボクサ)を育てていたり自生している方は、
世界の研究者たちが認めたアンチエイジング効果のあるゴツコラ試してみてください。

もしゴツコラ(和名:ツボクサ)に関心を持たれた方がおられれば、
Google等で検索していただければ、数は多くありませんが、
さまざま紹介したページがヒットするでしょう。

日本語のサイトでは、情報量が少ないように感じますので、
さらに知識を深めたい方は、英語やタイ語などで検索するといいでしょう。

 

 

ゴツコラ(和名:ツボクサ)が骨粗しょう症への実質的な対策となるかどうか。
コラーゲン量が減少することで起きる症状ともいえるものですから、
試してみることは悪い選択ではないでしょう。

そうすれば整体院にもいかないでのケアにもなります。 ^-^

タイなどではゴツコラは食品として食べられています。
他のアーユルヴェーダでもちいられる薬草に比べると、
効きがやさしく危険度が低く用いやすいものです。

 


私は、以前、お客様に体内コラーゲンがよいものに置き換わるようにゼラチンを摂取、勧めます!といっておりました。
エドガーケーシー療法にも、そのような目的を持ってゼラチンを勧めていたことを記憶していたからです。
ですが、いまは、もしできればゴツコラ(和名:ツボクサ)の生の葉を、
お勧めしたい気持ちに傾いてきております。


散歩をしつつにゴツコラ(和名:ツボクサ)が自生していないかと探してみてください!!

現状、入手困難が、この植物の最大の課題でしょう。

 

 

私も梅雨の長雨で、プランター栽培しているゴツコラ(和名:ツボクサ)が、
雨による水の過剰で、葉の枯れたところが増えています。


梅雨が終われば、また江の島にツボクサの採取へと行かなければ。