日本でもドイツ基準の自然療法士制度があればいいのに。。。

日本では、医療というと西洋医がメインです。
または東洋医学としての鍼灸等でしょうか。

ですが他の国々では、
草木等を利用して健康を維持するためにもちいられる自然療法を生活に取り入れる人々は多いようです。

 


去年。
私の施術のこころの師匠と慕っております先生が、
アメリカで薬草を学ぶコースを受講していると連絡をいただきました。

先生は、野草で目的のかなう薬草となる植物を求め歩くそうで、実践的。
得た薬草は、チンクチャーとしてエキスを安定したウォッカのような蒸留酒や蒸留水などに移し保存するそうです。

ワイルドライフを、いまも送っておられるでしょう。

新型コロナウイルスのような危険はおのずと避けて通る知恵を持っている先生なので、
不思議と大丈夫だと。
もう少しアメリカが静まったころに連絡をいれるつもりです。


アメリカでは、そのような自然療法講座も主宰されて、
高額な受講料でも多くの生徒が集まって学んでいるそうです。

 

 


他国でも自然療法について受け入れられている国があります。

中国は、日本にもなじみが深いでしょう。
『神農』がみずから草木を口にして、薬効を語ったという話。

 

 

他には?
例えば、ドイツ。


ドイツでは、自然療法士(ハイルプラクティカー)という職業があるほど補完医療が市民権を得ております。
ドイツでは薬局で補完医療分野のホメオパシーやフラワーエッセンスで処方されたレメディが手に入ります。

自然療法を学ぶ場も多くあって、関連書籍や雑誌が多数出版されています。


ドイツは、新たな医療機器が開発されたとき医療認可を受けるとき、
徹底して検証をする国として知られてます。
私が知るドイツで開発された医療認可待ちの機器は、
日本の医療認可も大変なものだという印象を凌駕する認可ハードルの高さでした。
「その検査、まじめに必要?」と思えるような、
落下防止どころか2メーターほどの高さからガシャン!と落下させて壊れないかまで検査します。
精密機器を容赦なく床に落下させて壊れては駄目だしするという国です。
日本では、そこまではしないんだが、とドイツ人が苦笑してました。


同様な高いハードルを突きつけて認められたドイツ人基準の自然療法は、
自然療法士という補完医療の担い手を育成され国民全体の6割が、
補完医療で治療体験を持つ療法です。
だから一般的な病院でも取り入れて効果を上げております。


一見すると『薬草学』はおばあちゃんの知恵袋。
「この薬草は、便秘に効くよ」と薬草ツボから出したセンブリを煎じて飲むような感じ。

自然療法が効くのかどうかと疑う人もいそうですが、
その多くは質の高い自然療法に接した経験がないか浅い人が持ちやすい感想です。

事実に基づくほどの知識がないときには、
疑うことがリスク低減になります。。。

 

自然療法が身近かに利用できる環境で心配ないものだと知っていれば。
信頼する親や身の回りの人たちが自然療法を利用してしあわせな顔をしていたならば。

親しみを込めて自然療法に目を向けることができるはずです。

とっても身近に感じられることでしょう。

 

またドイツ在住の日本人がドイツで長男が腹痛で入院したら、
抗生物質ではなくホメオパシーのレメディが処方されたそうです。
効果の裏付けや科学的根拠があるということ。

日本の病院では、現状、ありえないことです。

ドイツの職人気質な補完医療の番人となるには、
そうする権利があたえられるほど高度なトレーニングや試験が必要です。
ここが前提条件として安全や効果が担保されている必要があるのですが、
そのうえでなら抗生物質の処方を差し置いて代替医療を採用するという天秤が用意されている。


その選択肢の幅広さが日本でも実現できれば、私にはありがたいです。


レスキューレメディのような緊急事態を治めるためのホメオパシー等の処方もあります。

ここでは詳細は触れませんが、緊急な腹痛等の病気のみがカバーする領域ではありません。
心身ともに日頃から安定した自分を手に入れるサポートを積極的おこなう対応がなされて、
よりよき人生へのサポートが受けられる。

 

病気にならないための自然療法も大切ですが、
よりよい生活を楽しむための自然療法に、
それが含まれているというのが理想です。


個人的な願望では、ドイツのような国レベルの自然療法士の資格が制度化してほしいです。

 


今の各人が各人の体質に合った免疫力を向上させていくことへの取り組みを、
自然療法でバックアップしてくれるようであれば、
ぜひ、受けてみたいときです。

 

 


最後に余談です。

私ごとで恐縮ですが、
最近、大自然感を味わうことがめっきり消えた生活を送っています。



自然に触れるためこの夏、初の式根島を考えていたら。

与論島新型コロナウイルスの感染が大変な状況だそうですね。

それで式根島観光協会の方に、式根島の方々も小さい島ですががんばってくださいと送りました。

「離島での感染は、時間の問題ともいわれておりますが、

 出来る限りの対策を取りながら、何とか無事に終わるまで頑張りたいと思います。」

とのレスを頂戴いたしました。
「いまは、来てほしくない」とは言えない観光推進したい立場の方です。

でも与論島に知り合いがおられて大変だという声が入っておられるようで、
そんななか東京品川区在住の私が行っていいものか?


思考は迷宮に入りつつあります。
外的状況が変わってほしいです。

 

とりもなおさず、

何とか無事におさまって、島で暮らす方々もつつがなきよう祈っております。

 

 


下に貼り付けた映像は、
式根島ではなく三宅島の映像です。
タブレットスマートフォンで、動きながら観ると楽しいです。

パソコンで視聴している方は、マウスで画面上をドラッグして左方向へ動かしてみましょう。
こういうのを、期待して行ってみたいと思うのです。
(いいよね~)


https://youtu.be/NvchzPwsNCw
VR対応360°映像で三宅島体験【七島展望台】