施術をする先生が、他の先生に施術をお願いしに行く理由のひとつはセルフワークの限界から。

施術院の先生が施術を他の先生の所へ受けに行く理由のひとつ、

その理由の一つに、セルフワークには施術成果の限界があるからです。

簡単にひとつだけ取り出しても、
私が圧をかけるとき、
お客様の脈のリズムをみています。

患部の脈の流れる方向と脈拍とタイミングをみて、
その流れに同調してリリースをすると効果が高まるんですね。

そのことを施術をする先生方は知っている方が大半です。

そうなると、セルフワークで自分の身体にアプローチを加えるとき、
どうやって解くかとか、患部の現状がどうであるか観察するとか、
または実際筋肉が動けば筋緊張から脈の流れが上がってとらえづらくなる。

それでは繊細な患部への気血の流れを好転させるのには、
十分な配慮が難しいというか、実質的にはできていないんです。

そのようなことを繰り返してみてもリリースが及ばないところがでてきて、
その存在がうっとおしくなります。

セルフケアやセルフワークの限界があって、気血を通せない。

。。。

そうなったときには同業者の先生にお願いしたほうが成績がいいんだということを身をもって知っているのです。

私も時折、同業者の先生にお世話になることもありますが、
それはセルフワークの限界を知っているからなのです。