身体がゆるめばストレスはそのゆるんだ部分で吸収 1

身体がゆるむということ。
その意味をしているところは様々。
いくつか思い浮かぶままに挙げてみる。
・顔の左右が整えられる。りりしい顔になる。不思議と引き込まれてしまいそうな魅力的な顔つきになる。
・スタイルがよくなっていく。
・血液やリンパ液の流れがスムースになる。
・消化器の動きがスムースになる。
・脳内への血流がスムースとなり理解力及び判断力が向上していく。
疲労物質を体の中に滞らせることがなくなる。
・体力がついてくる。
・身体の使い方のトレーニングを受ければ、瞬発力及び持久力が飛躍的に伸びるキャパシティが出来る。
・感覚器官が鋭敏に情報を伝えてくれるようになる。皮膚感覚や筋肉感覚が鋭くなり、運動能力やバランス力などへ反映されていく。
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ちょっと考えるだけでもこれだけ挙げられるし、それ以外のものもことさらに挙げれば非常に多くの効果が発揮されていく。

ここで述べたいのが身体がゆるめばストレスはそのゆるんだ部分で吸収されることがあること。
心理的なストレスマネージメントに非常に役立つということである。

私がしたくない仕事、気分が乗らないがどうしても翌日までしなければならない仕事などストレスを溜めながら対処しなければならないことも多く、人間関係上でも大変な気を使いようをするときもしばしば。
そんなときに僕は自分の身体の状況の変化をつぶさに観察するようにしています。

例えば具体的な”ストレスがかかったときの身体観察ポイント”を挙げてみましょう。
「呼吸は浅くなっていないか。または止まっていないか」
「肩に力が入っていないか。手に力が入っていないか。」
「眉間にしわが寄っていないか。顎に力がはい入ていないか」
「身体は前かがみになっていないか。腰が曲がっていないか。胸がすっきり伸びているかどうか」
「足に力がはい入ていないか。足の指に不要な力がはい入ていないか。膝や足首はゆるんでいるか」

だいたいこんな感じで自分の身体の変化を感じ取り、硬くなっていたり制限されてしまっている箇所を見つける行為中にしだいに身体がゆるんできます。僕の場合、それで自動的にゆるまないときにはその問題を再度ユダヤの知恵の樹のようなフローチャート化して分析していき、問題を解決できるような優先順位を明確にします。それからまた”ストレスがかかったときの身体観察ポイント”を繰り返し