主訴よりもトータルボディコーディネート★

クライアントの主訴は、例えば腰痛であったり肩こりであったり様々。
そして施術者の考えでその主訴を改善すればOKというものもいれば、私のように主訴以外の「これは改善してほしいなぁ」というポイントを細部にわたり見つけ出していくものもいます。その細部にわたって評価するにあたって、往々にしてクライアントの主訴よりもより切迫していて重要であるポイントが多く存在します。そしてワーカーとしてはそのポイントの重要性を説明して改善を図ります。そして部分的な筋膜の解放などではなく、全身にわたって身体状況のパターンを書き換える必要性が出てくることが多い入です。そのようにしていき身体状況の全体をよりよい状態へと引き上げていく努力をしています。

主訴の解消も大切。でも、トータルボディコーディネートという概念がなければ場合によってはその主訴の改善もただのパッチをあてただけの、後々の再度同じ状況にすぐなっちゃいそうなどの不安が残る状況だといえるかもしれません。(ただし場合によっては、ほんとうに椎骨の変位かしょを単純調整でOKのケースもあります)

でも、トータルボディコーディネートというと聞こえはいいですが、知らなければならない事が多すぎてかなり大変。
それにワークが全身におよびますと、多大な時間と労力がかかります。そしてワーカーの集中力の持続。そして一時期に多くのクライアントへのワークの提供は僕の場合は不可能。

アメリカのオステオパシードクターが手技療法を使わずに、徐々に投薬をメインにしたメディカルドクター化しているという話しを聞いてうなずけるところもあります。

・・・もっと勉強せねば。どうにかブレークスルーで、問題を解決したい。。そう考えている今日このごろ。