内臓は筋肉でできている!★-2

ただすでに内臓自体がオウアツされるとつよい炎症を帯びたような痛みを感じてしまったり、硬く詰まっているように感じたときは、なかなかそのストレスを解消するだけでは内臓に蓄積された内臓筋の硬くなった状態をスムースに排除できなくなります。
そのときには内臓の自動力を助けるテクニックを使います。また胃下垂などの場合には可動性が悪くなっておりますので正常な位置に誘導するテクニックを使います。ときとして効果的だ!と思える事もありますが、たいていが先にかまたは同時にその内臓の周囲の骨格筋の筋膜の癒着がはがれてから行うことが必須だとおもいます。やはり内臓の自動力はわずかですし、それを周囲の骨格筋の強力な癒着やしこりは強力に動きを阻止するような形をとることが多いのです。また腹部全体が硬くなりやすいのも、内臓を積み込んでいるのが骨盤というおワンですが、そのおワンが前に傾いている状態で中身がいつも漏れ出てしまうような形ではいけません。そして身体の動きかたががたがた揺れているようでは中身がそとに出てしまいます。腹筋や背筋・みぞおち・外腹斜筋、内腹斜筋、大腿直筋その他、などの多くの筋肉の硬化が内臓の軟らかい筋肉に余計な緊張を持続的に与え続けます。そして内臓の内圧が一定に中心部分に向うことがなくなってしまいます。そうなりますと自らの内臓の動き(可動性)を疎外します。そうしますと直に腹部内臓が硬化していきます。