内臓は筋肉でできている!★-1

内臓は、腕の筋肉や脚の筋肉などの骨格筋とおなじ筋肉でできてます。
ですので、骨格筋は「筋肉が凝ってるなぁ〜」って触ってみたりもんだりしてみるとわかるように硬くしこり状になってしまうことがあります。それと内臓も筋肉でできている以上おなじように「内臓筋がこっているぞぉぉぉ〜」ということもあるんです。
一見内臓はくにゃくにゃしていて筋肉というイメージは希薄な方がおられるでしょう。
しかし心臓はすべて心筋という大変パワフルな筋肉でできております。そしてその他の内臓も心臓のようなまでは動かないにしろ、一定のリズムで動き続けています。それを自動力と呼びます。通常その自動力は例えば腸や胃や肝臓などにお腹の外側から手を当てていますとわずかな動きがあることが感じ取れます。通常は呼吸をするときの横隔膜の動きにかき消されてしまいその裏に潜むその内臓の動きを感じ取れない、ということでその内臓の自動力が意識されにくいこととなります。
そしてもう一つ、内臓の特徴として健康な内臓であれば意外に大きく動くものだという事実です。赤ちゃんのお腹を観察する機会のある方は、一度赤ちゃんのお腹をよく観察してください。深く呼吸をするたびに、内臓が大きく息を吸うとお腹がぽんと膨らみ、息を吐くと小さくへこむことが観察できます。それは柔軟性ある内臓のおおきな移動が絶えず繰り返されていることを意味しています。つまり健康な内臓は可動性に富んでいるのです。

しかし内臓は例えば心配事やストレスなどが重なり精神的なダメージが蓄積されていくと、自律神経によって動かされている様々な内臓に対して正常な機能ができなくなります。ちょうどこれは神経性胃炎や大腸炎などにも関係することでしょう。これらに関してはやはり精神的なストレスをいかに解消させていけるかがもっとも大きなポイントとなります。ただワークをするだけでは回復には程遠いいということがありますので、神経性〜と名をつけられたことのある方は積極的に自分のストレスがどこから来ていてどのようにそれを解消し抵抗かということについて考えていく必要があります。