★体を意図的に弛ませる:フェルデンクライス--1

身体をゆるめること、弛ませること。それが大切。
効率的にからだをゆるませる方法にフェルデンクライスメソドがあります。クライアントの方々にも「だまされたとおもってやってみて!」といって促す。しかし、本当にやってくれる方は、ほんとうに一握り。

なんだかゆっくりとからだを動かしていくパターンは、一見ストレッチのようでもありまったく異なったものだ。筋肉トレーニングともまったく概念が違う。身体の使い方をスムースにするためにはどうすればよいのかを学んでいくもの。その学んでいく過程でしだいに筋緊張が解放されていきます。
そして徐々に

自律訓練法やストレッチなど様々な筋緊張を解放する方法を実際に試してみたところ、個人的な話しになるかもしれませんがやはりフェルデンクライスメソドのワークが一番効果的。おそらくある程度筋膜の解放が進んだものが行うことがよりその効果を感じることができる条件になるだろう。それは身体の硬すぎるクライアントがフェルデンクライスメソドをチャレンジしてみても、筋肉の効果によって起こされる神経の麻痺により、ピュアに筋感覚気付きをえることが困難だという証言が多い。筋膜解放テクニックとフェルデンクライスメソドがワンセットになるとき、飛躍的な身体の改変を推し進めることとなると言われる。それは本当だと、僕は体験を持って感じている!

フェルデンクライスメソドは、そのワークをする前に大切な身体の動かし方の心構えを教える。このことはおそらくフェルデンクライスの書籍を先に精読しておくとよい。

かかる時間は40分から1時間程度。呼吸が深くなり、終了間際は頭がボーッとしているが、その後頭がすっきりする。体の緊張はぬけていき、身体の動きが徐々に洗練化されていくことにより新しいレベルの身体能力がついていく。