フィットネスクラブのトレーナーをされている方や、御自身でかなり体の使い方のトレーニングをされている方は身体のトレーニング理論の一つ、
小山裕史先生の「初動負荷理論」についてご存知の方もおられるでしょう。
普通はあまり初動負荷理論といってもどんな負荷を体にかけるものであるのかをイメージすることが出きる人は少ないでしょう。
しかしこの理論に基づいて今現役でスポーツ界を引っ張っている選手たちがトレーニングをしているということをしれば、その実力を知ることができるでしょう。たとえば短距離のアスリート、東洋で100m10秒の壁を破れる伊東選手、マリナーズ移籍したイチロー選手なども初動負荷理論に基づいてトレーニングをしたことがあるそうです。
という私も具体的なことはクライアントのフィットネスクラブでトレーナーをされていた方からいろいろと口頭で教えていただいたという知識しかありませんでした。しかし先日大変ありがたく感謝することに他のクライアントから以下の書籍を貸していただきました。多謝!
小山裕史著
新トレーニング革命
「初動負荷理論に基づくトレーニング体系の確立と展開」
¥3200 講談社
僕自身初動負荷については伸筋力を使って行う運動は、多分に初動負荷とおなじような動き方をすることができるであろうとイメージしていたので、それを裏付けることができるようなトレーニング方法やそのトレーニングをするためのマシーン(このマシーンは大変高価なもので1000万円前後するもようです^^!)についての知識を得ることができました。
恐らくトレーニングをするときに初動負荷をイメージしたトレーニング方法を採用することにより、かなり粘りのある優れた力を持続的に、またシュンパツ的に発揮することができるようになると予想されます。
アスリートの方は必読でしょう。
ちなみにきっとボディワイズのワークを受けた方で、大腰筋をつかったあるきかたを身につけた方は少しぴんとくるところがあるはずです。しかし、あまりにも普通の力任せのトレーニングをしている人の場合は、初動負荷理論をいかしたトレーニングはできないでしょう。頭で理解できても体ではまったく理解反応してくれませんから。