(1)体内の炎症部位にまで血液が流れ込み痛みが正常に感じ取れる場合
ボディワイズのワークを受けている間中、血液の流れがダッシュで3Kmを走
りきったほどの速さで流れだすという表現をされる方がおります。
それはプロスポーツ選手をされているかたで体の中のコンディションを察知
する能力に長けている方がおっしゃられたことなのですが、実際に血流計な
どで図りますと持続的に多量の血液が流れています。
それによって筋膜の癒着になったしこりが溶かされていきます。
そのときに体の中の今まで筋感覚が鈍くなっていたところにも血液が流れだ
し、深部層に隠れていた炎症部分が痛みを覚えることがあります。
この場合、かつて痛みを感じたことがあるエリアがふたをされたままで筋肉
内部に炎症をもったままであったときには古傷のような過去感じたことが
ある痛みを感じ取ることとなります。
このケースでは、時期に自分の血液の流れにより患部が癒されていきますの
であまり心配はいらないようですが、その痛みの原因になっている箇所の当
初のダメージがきつ過ぎるときには、ワーク時の筋膜をリリースしていくペ
ースを遅くしていくことで対応しなければなりません。
またこの血流により眠さやだるさを強く感じます。あたかも熱がでてい
るのではないかと思われるほどだるくなるケースも報告されていますが、熱
を測っても平熱であることがほとんどです。そのときには体が自分の体内の
しこりを見つけてそこに血液を集めて筋膜のしこりを溶かすようにと攻防し
ている状態です。休める時間がありますときには、体のサインどおりお休み
いただければより体調の変化はスムースなものになります。