合気道流の腕の使い方トレーニング

ひとりで合気道の手の使い方のトレーニングをしてみた。

ひとりでのトレーニングとかじみーなこと、意外に好き。

「 合い気がかかる 」という表現があります。
それは火事場の馬鹿力的な力( ケイ力ともいう )を利用するときもありますし、
相手の動き、呼吸の間隙をとらえてタイミングを合わせて無力化するときもあります。
そしてケイ力とタイミングの双方を駆使するのが一般的。

ゆっくりと丹田に重心を落とし、相手が私の手をとらえてきたというイメージを、
シャドーボクシングのようにとらえます。
当然相手が私の手を持った瞬間、私が幾ばくかでも手を持っていかれないようにと
抵抗をすれば、相手の力が私より強ければ確実に持っていかれます。
相手には「 がつん!! 」という、私の手を取ったときのあたった衝撃が感じられる。
手応え、というやつです。

ですがそのときに「 ガツン!! 」という衝撃を感じないような感じしか手応えが感じられなかったとき、すごく気持ち悪いです。
無意識で「 がつん!! 」とあてたときに、その反動が自分の身体に衝撃としてやってくると脳は判断していまして、それに備えているのです。
でも、現実にはその衝撃がこなくって相手にあたったときに自分の身体を支えてもらおうという結果を期待していたのが、その支えてくれる相手の存在がなくなり、つっかえ棒がなくなってたバランスがとれなくなります。
そのときにはもうすでに自分では立っているのがやっととなります。
これが合い気がかかった状態。

・・・というのをイメージして、手を使っていました。
時間にして20〜30分。
そうしたら肩甲骨がよく下に落とせるようになり、
三角筋、下部・中部僧坊筋がバターのように柔らかくなってきた。
呼吸器にはとてもやさしい。
肩もより下に落とせるようなった。
首が長く伸張できる。

きっと相手がいてのトレーニングでは、まだまだ余裕を持って動けないです。
でも少しずつ「 はぁはぁ〜ん 」という感触がつかめてきました。
まだまだ研究の駆け出しですが、とても面白いです。
こんどまた合気柔術・六方会のKさんやSさんにご指導頂こう!!

もちろんこのトレーニングは今後のワークをするときの役に立つだろうと、
期待してるんです。

手の動きがいくぶんかできたら次に脚の使い方をトライ。
脚のトレーニングをすると、死んだように後で眠くなるんですよね。