世界水泳を観て

イアン・ソープしかりすべての選手がことごとく、
驚異的なまでに顔の左右が揃っている。

観ていて俳優や女優に今すぐなれそうな逸材ばかりが目につく。

これは『驚異的な事実』。
水泳は、身体の左右を同量動かすことがまっすぐ進むポイント。
だからうまく左右の体の筋肉をバランスよくつける。
それに大腰筋を理想的なまでに使っている。
それも脊椎をまっすぐに保たせるための秘訣で、
脊椎がまっすぐであれば首の左右への傾斜が消えて、
肩や首の片務的な筋緊張がなくなる。
そうなれば顔の左右は整い出す。

あと水泳の選手の筋肉は独特。
過去中学〜大学まで競泳をしていたクライアントの体をチェックして
その質のよい筋肉に驚いたことがある。
皮膚に近い表層の筋肉は、頑固な固さだが、
その箇所が柔軟になった瞬間、
即座に骨まで柔らかい筋肉しかないと悟る。
筋肉が、瞬間的に変質しとけ出すという感じ。
主要関節の柔軟性があるので、よけいスムースに体がこなれる。

そのような意味合いで理想的な泳法を研究しながら
水泳を楽しまれることは、大変理に適った健康法といってよいだろう。
あとはプールの消毒用塩素が怖いだけだ。
それに気をつけてやればとてもすばらしい効果を生むだろう。