オイルマッサージをするときの手の力の入れ方

業務用のマッサージオイルでオイルマッサージの練習。

だいぶん専門的になるが、大切な事がある。

セルフマッサージ・パートナーとのマッサージ共に、オイルを使ってマッサージする際、
人指し指や親指にムダな力を入れない。
小指にはしっかり力を入れる事。

これを間違えるとマッサージ効果が半減する。

(×)人指し指や親指に力を入れないこと。
局所的に攻撃される痛みを感じるからだ。
やられている人が痛みを覚え、抵抗する。
それで筋肉が硬くなり柔らかくなりにくい。
痛みがでやすくなるので、これでは力を抜かざるをえない。
安易に力を抜き過ぎれば深層までオイルを届かせることが難しい。

同時にパートナーマッサージの場合は、
マッサージをする側の身体の中心が前後左右に大きくぶれる。
マッサージをやる側の負担も大きくなる。

よいところがないのだ。

(〇)小指に力を入れている場合、
しっかりとフィットされている安心感が得られる。
力を出すときも不思議なほど楽に出せる。(<-伸筋の協調作用による)
受け側も多少痛みがでる程度の力をかけられても、痛みはあまり感じられない。
筋肉は効率的に緩くなる。

パートナーマッサージの場合、
マッサージをする側の身体の中心は常に中央にコントロールされ、
重心を保ちやすい。
マッサージをやる側の負担は小さい。

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オイルマッサージをするとき、
小手先の腰の入らない動きをするのはいけない。
マッサージをする側が、自分の身体の全体をうまく機能を引き出せるか。
相手の筋肉の硬さや質を見抜き対応してリズミカルにマッサージ。
深いレベルまで至るのは難しいでしょう。
ですが比較的一般の方でも、2〜3コツをつかめば、
マッサージをしてあげるのが楽しく感じられるのが、オイルマッサージ。

オイルマッサージの際『あの人の手はいい』といわれるとうれしいものですよ。