クライアントレポートをよみながら・・・(3)

『痛い』との訴えがある反面、ワーク中寝てしまっている方が、
いかに多いか再認識。
9割近くの方が、レポート中に『ワークの途中眠くて意識失う』と、
書かれておりました。

受ける側にとって、身体の変化量の多いハードなワークだけど、
同時にリラックスできるときもあるのですよね。

ちなみに身体があまりにも緊張し過ぎて・・・というワーク初期状況では、
余裕で目覚めてワークを受けることができます。
ですが筋膜のリリースが進んでくる回数になると、気を失うように寝ます。
そして過半数の筋膜のリリースが終わる回数になると、
半数が目覚めて、半数が睡眠モードです。

ワークは絶対に痛くないと明言することはできませんが、
ワークは痛くて恐ろしいというだけのイメージでは正確ではなく、
余裕で眠れるようなものでもあるのです。
少し、ご安心を。^^)

・・・クライアントレポートを読んでいると、
脳裏にワーク中のときの会話がすごくよく思い出せる。
お顔や身体の特徴も手にとれるようなリアルな感じに想起される。
「あれっ、このかたは数年前にこられた方だったんだ」って、
思い出の文集を読むような懐かしい。

手書きでレポートしてくれた方も多い。
手書き文字って、書く人の人となりをよりよく伝えてくれる。
息づかいが感じ取れる。

クライアントレポートを書いていただくのは、
クライアントご自身のためですと伝えてきました。
身体を見つめ文章化する事で、身体に対しての関心を深めてほしい、
そして次のワーク計画のプログラムを組むために協力してくださいと。

ですが、いま、時間をかけて丁寧に読み返してみると、
僕にとってかけがえのないプレゼントをいただいたような気がする。