さっきダイエー和田投手の投法解説を観て-(1)

野球について、特に投法について詳しいことはわかりませんでした。
でも和田投手が解説している内容が、いくつも合点いきました。

(1)お尻でバランスをとる。

投げるモーションに入るとき片脚を上げる。
そのときにお尻にのっかりバランスをとる。
お尻の筋肉はとても大きく太い。
したがって上半身を支える力も強力。
同時に上半身と下半身を分ける中間点。
そのジョイント部が意識できていれば、
容易に上半身と下半身に力みを押さえられる。

ボディワーク中は上半身の力を極力抜くことで、
手や指先のセンサー力を強める。
上半身の位置を前後左右に移動させるとき、
必ずお尻を起点にして回転させる。
ほとんど腹部をねじらずに、骨盤自体を向ける方向を変えるのだ。
股関節を柔らかくして、うまく骨盤を載せ回転できるよういなす感じ。
上半身の位置を上下させるときはお尻の下に「空気椅子」をイメージし、
それに『腰掛ける』イメージ。
その空気椅子は自在に低くなったり高くなったりする。
そこにうまく腰掛けようとすれば、上半身はそれに合わせて上下する。
上半身を動かそうという意識を持たないことが、
上半身をスムースに力みなく動かすためのコツ。
上半身と下半身の力みはお尻でバランスをとりながら動くと、
リラックスしたままでいれる。
それは脱力した筋肉が多くあり、
次のモーションへの対応力の豊富さを現す。
上半身・下半身が緊張した筋肉ではすでに非力な筋肉だ。
筋は筋収縮してパワーを出すのですから、収縮してしまっていれば使えない。

「お尻で動かす」は理に適っていると思う。

と、いいますかこうして動かないと腰や脚部にかかる負担が恐ろしい量になり、
腰痛で立てなくなるんです。^^1
死活問題。

それ以上にこの動き方ができれば日常生活での疲労度が激減します。

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ただこれはバランス力を得られるようトレーニングすることが必須。
和田投手は逆立ちで歩いてました。
僕の場合は馬歩とかでしょうか。
太腿の内側の筋肉や大腰筋を鍛えます。

腰を曲げるのは厳禁で常に伸ばし、
曲げていいのは股関節や膝、足首。
それを運動神経に繰り返し教えること。
それが無意識にできるようになり、
歩きに応用できれば大腰筋も太腿の内側の筋も自動的に強化されます。

ちょっと自慢できるスタイルに変化していくでしょう。
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