【脊柱の正常並びと歪み状態】の図

3D-CGを使って、「背骨の並びの図」をつくってみました。

脊柱の正常並びと歪み状態(絵が大きいです)
http://bodywise.hp.infoseek.co.jp/hhpp/body-cg2/sebone.html

ボディチェックをするときに、脊柱の並びが正常かどうかを観ます。
起立筋等のせぼねを両サイドから支える筋肉などが、
十分に弛緩していれば背骨は左右へのずれや捻転はないでしょう。

脊椎の正常並びの美しさを観ていただければ幸いです。
重力線に沿った並びで立つためには、
すっきりとした背骨を持つことが大切です。

脊髄神経の通り道を確保し、
バランス力や支える力などを発揮することができるからです。

ただ姿勢が悪い状態が常になっていると、
椎間板がつぶれたり楔形になっていく。
すると本来あるべき椎間板のクッション性がなくなりますから注意すべき。
もともと背骨の椎骨と椎骨の間にあるのは椎間板というクッション。
ここは『関節』ではありません!
関節と同じようなつもりで使えば、
脊椎の体を支える力も発揮できなくなります。
そして脊椎を取り巻く抗重力筋群はしこり化(骨化)します。

CGを利用すると、体内の骨格のずれなどはとてもよく再現され、
視覚的に自分の体を理解できるものとなります。
最近ではMRIの断層写真から内臓や骨格などを、
3DーCGのオブジェクトデータ化するソフトも発売されています。
きっと自分の体を客観視することができれば、
いろいろな指針が発見できることでしょう。