昨日のボディチェックをしてみて【ワーク編】

【ワーク中のテクニックで思ったこと】

関節をリリースするテクニックを普段より多くして、
2時間でもかなりの深い筋膜のリリースができました。

ボディワークをする側の、体が疲労に悲鳴をあげるような構成でした。
ワークを受ける側は、関節のリリースを受けるときは快適。
痛みなどの不快感はありません。

そしてここまでワーカーが苦労した分だけ、
スムースに柔らかくなりますし。

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いま研究しているテクニックは、
ワーカーの側に驚異的に体に負担をかける。
体の力の出し方の工夫と体バランスを常に維持し続けることを、
常に協調させて持ち上げる、意図する方向へ力をかけるなどをおこなうもの。
力の方向のベクトルを、例えば通常上から乗っかるように圧をかければ、
ベクトルはひとつになる。

だが関節面を意識してリリースするには、その関節面をイメージし、
どのような凸凹の受け関係があるか?
どのような力加減が必要か?
どのような捻転をすれば筋のねじれが少なくできてかみ合うか?
どの角度にすべきか?
それらを計算しながらリリースする。

すると、圧をかけるためのベクトルがX方向・Y方向・Z方向などと、
ほぼバラバラになる。
ワーカーは、その力を苦心して産み出す。
肩甲骨の左右をコントロールしたり、
肘を捻転させたり、
腰を引いたり、
体軸をねじったり。。。

ベクトルが二つまでは、どうにか体裁きを理解できる。
だが三つ以上のベクトルを意識すると体をがちがちに固める結果としてなってしまう。
特に脚部のリリースは、負担が大きい。

ワーク中には太極拳の姿勢を意識している。
沈肩垂肘、合胸抜背、etc...
それだから力が出るし体の無駄な力みも使わないのだが、
その状態が保てなくなる。
私の経験値の無意識に体が動くという範囲を越えるのでしょう。

身体全体を意識して解こうとしなくて、
余裕を持ってこことこことというようにポイントを絞ればよいのだが。
お体の現状を観れば次にどうなるか、予想がなされると、
今できるだけのことをしてさしあげたいという気持ちになります。

結果、ワークが終わってすぐに近県に出張でお泊まりでしたが、
腰痛になってしまいお泊まりはなく帰ってきてしまった。^^1
自宅でスマーティ(遠赤外線のサウナ)にかかって50分ほど体を温めたら、
それは解消できた。

研究課題が残りました。