『冷え性』は癌を呼びこむ要因だそうです。

体には癌になりやすい場所、または臓器、器官となりにくいところがある。
またほとんど癌の心配の要らないところさえある。

癌になりやすいところは、胃や肝臓、子宮などさまざま上げられる。
反対に癌にならないところは?
それは心臓と脾臓だそうです。

癌化傾向は、『熱』の違いと説明する方もおられます。

もともと癌細胞は熱に強い細胞ではありません。
心臓は、握りこぶしの大きさ。
強靭な心筋のおかげで常に動き続けています。
それにより心臓、その真下にある脾臓は常に暖められています。
それにより癌化することがないといわれているそうです。

心臓が癌となったという話は生まれてこの方聞いたことありません。
動脈硬化によって心筋梗塞となるのは癌とは別のお話ですから。

そう考えると癌にならないようにするためには、
適度な運動と代謝をよい状態を保持して、
体を冷やさないことが大切といえるでしょう。

ただ筋肉のしこりができてしまい、
血流を悪くしてしまうエリアができてしまうと、
なかなか自分ではそれを解放することができないときもあります。

そんなときの対処法の一つとして、
ふくらはぎの奥にある「ひらめ筋」という筋肉をできるだけやわらかくするよう、
日々やさしいストレッチをする習慣をつけたり、
マッサージをしてみることです。
第二の心臓とよばれている場所がふくらはぎのところにあるからです。
そしてそれをやってみても結果が思わしくなく、
冷え性が続くときには、
一度からだが冷える原因を客観的に把握するために、
筋膜をリリースするボディワーカーなどにチェックしてもらうとよいでしょう。

関節周りのしこりを指摘されたり、
自分では気づかなかったしこりを発見されることもあります。
内臓裏側の腰部や腹部、みぞおち、そしてそけい部、
大腿直筋、ふとももの内側の筋肉などがしこり化してはいけません。
臓器を常に締め付け続け、血流やリンパ液の流れを阻害するからです。
それは体表部分以上に質のよくない冷えを作り出すことになるのです。

そして日々の生活の中で体を温める習慣をもつ、
その工夫を取り入れることです。
日々の努力の積み重ねほど体に負担のかからない改善法はありません。