筋膜マッサージでの痛みの効用--1

先日、ワーカーの関根にワークをしてもらった。^^1

古典的な痛みを伴う筋膜マッサージの手法。
臀部とすね前とふくらはぎを解いてもらった。
体がなまってしまっていて硬くなっていたせいか、
ずいぶん痛みがでた。

痛みは筋膜がはがれる瞬間だけある。
リリースマッサージを受けているリアルタイムで痛みが出る。
鋭い痛み。
筋膜の癒着がなければこのような痛みは皆無。
気持ちのよいのみだが、癒着があれば鋭い痛みとなる。
ということですから癒着があったのですね。^^1
ちなみに癒着が深部までいたっていなければ、
より簡単にはがせる程度の癒着であれば、まじめに痛い!
脂汗が出るほど!

脂汗が出る、そのときに心拍数が上がる。
その緊張はその箇所のリリースマッサージが終わった瞬間に消え去る。
その緊張と弛緩のリズムは、不思議なほど体を癒してくれる。

『痛み』とはもとはその部分に血流を活発にさせる誘引要素がる。
滞りを突き崩す役割を持っているのです。

ですのでただしいやり方で行われる筋膜マッサージの痛み自体は悪いものというわけではありません。
代謝効果をあげてくれます。
ただ間違ったやり方で筋肉の流れを読み間違えると、危険な痛みが発生するので、
これは後々まで痛みは継続するので注意が必要です。

ここ最近、痛みを極力避けた形でのワークスタイルを追求していたので、
ひさしぶりに古典的なワークスタイルでのワークを体験してみると新鮮でした。
かなり以前(5-6年前)はボディワイズのワークはずいぶん痛みが強かった。
不思議なほどのリリース効果もあった。
ちょうどこのホームページの体験談で語ってくれた方のワークのころです。

痛みは本能的に逃げたくなって逃走本能をぴくん!と目覚めさせる。
その本能的な緊急避難的な反射が起こっているとき、
いつもの思考回路とは違いますし、
体の動きもより本能的になるような気がする。