手技療法を通した体の理解--(2)

危険な施術方法がいくらでもあるので、
素人には絶対に教えてならないという主張をされる方も多いでしょう。
それも納得できる部分はあります。
ですがその人の認知力を考慮したうえでルールを定めて伝えることは、
ことさらに危険というよりも幸せのほうが大きくなるように思います。

スポーツ選手が関節のずれの意味や筋硬化状況把握や屈筋郡・伸筋郡のバランスを、
直接的に触ってみて認識できる貴重な経験になるようです。
身体能力が優れたものの体を触ることで、
自分の体の使い方との違いが一目瞭然に書かれていることを知るのですから。
とてもこれは喜ばれました。

『客観的に他の人の体を見つめるエクササイズ』として、
手技療法を学んでみるという過程はとても優れた効果を引き出してくれるでしょう。

(ただし半日程度では、全身レベルを理解できるはずないですから。
あくまでも「気づきのエクササイズ」ですね。)

これは面白い試みなので、
後日やってみたいと考えています。^^)