先日の指8本切断の縫合手術

テレビでその手術を受けた方が、
指を使いリハビリをされている姿が放映された。

そのとき手術された医師の仕事とご苦労。
切断された血管や神経を縫い合わせるのだが、
縫い合わせる血管は指であるから非常に細い。
それを0.025mmの糸で、顕微鏡を見ながら縫い合わせる。
縫い合わせるのも血管ひとつに対して8箇所。
両手同時進行で手術をしても、
すごい時間がかかるものだ。

それにしても髪の毛がロープほどに思えるような0.025mmの糸で、
縫い合わせることができる繊細さは息をのむものすごさだ。
『芸術的繊細さ』『磨きぬかれた技』を感じる。
(東北地方では、指の切断事故が多くその手術をすることも多いそうだ)

すばらしい技術を持たれた医師の力は偉大ですね。
指を切断なされた患者がペットボトルのねじ式栓を開けているときに、
とても強く感じました。